クラウドかオンプレか?中小規模SIerのITインフラ販売の実態 ノークリサーチ発表

公開日:

IT調査会社のノークリサーチは14日、中小規模IT企業において、どのようなITインフラの販売を行っているのかという現状および将来予測を発表した。

クラウドかオンプレか?中小規模SIerのITインフラ販売の実態 ノークリサーチ発表

ノークリサーチが発表した「2017年版中堅・中小向けサーバ/ストレージ販売のチャネル実態レポート」では、中小規模の独立系SIerでは今後サーバー、ストレージなどのITインフラの販売においてクラウドサービスの取り扱いが増加しつつあるという。

同社によれば、中小規模の独立系SIerはITインフラ販売においてすでに全体のおよそ3割がクラウド型を販売しており、現在オンプレミス型販売のみの企業も、そのうち3割は今後クラウド型の販売を考えているとのこと。

今回の調査結果では、今後ともオンプレミス型のみを販売する企業は35%にとどまっており、クラウド型のITインフラを販売する企業は増加していくと予想されると同社は発表している。

調査対象の企業を個別に見ることも大切

今回の調査では中小規模の独立系SIerを対象にしたものではあるが、全体の結果のみを見て解釈するのではなく、調査対象となった企業一つひとつの属性を意識することが大切だと警鐘を鳴らしている。

オンプレミス商材を主体とする大手企業と密接な関係にある企業を主な対象とした調査を行えば、「今後もオンプレミス型販売を継続する」という結果が得られる可能性が高い。

とも述べており、調査対象企業の所在地や業種など一定の偏りがあるデータでもある点に注意する必要がある。

外資系クラウド事業者の新規取り扱いが増加している!


また、同社は中小規模の独立系SIerに対して、どの企業の製品を取り扱っているか、どの企業のサービスを今後新規で扱いたいかといったアンケートも行っている。その結果、アマゾンなどの外資系クラウド事業者の新規取り扱いや、増加が顕著であるとのこと。

出典:ノークリサーチ「2017年版中堅・中小向けサーバ/ストレージ販売のチャネル実態レポート」