CAMPFIRE、「CAMPFIREレンディング」の融資対象を個人へと拡大

CAMPFIREは19日、法人限定で提供していた融資サービス「CAMPFIREレンディング」の対象を、個人へ拡大すると発表した。個人の行動情報やヘルスデータ、SNSの情報発信力等も評価型与信モデルとして採用することも検討しているという。

CAMPFIRE、「CAMPFIREレンディング」の融資対象を個人へと拡大

CAMPFIREレンディングは、クラウドファンディングで資金調達に成功したプロジェクト実行者(※1)を対象とした融資として、2017年7月28日に提供を開始。プロジェクト実行者の資金調達手段拡充のためのサービスだ。

クラウドファンディングを実行した結果、想定以上の支援が集まり、「支援者への返礼品発送のための追加生産を行う場合」や「飲食店の立ち上げなどでの追加設備費用が必要な場合」等の急な資金需要に対し、より安定した資金調達のための手段となる。

提供開始より3ヶ月間で4法人に総額281万円の融資を実施してきた。

同サービスは19日より、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」(キャンプファイヤー)で資金調達に成功した個人に、上限100万円の融資を行う
CAMPFIREの利用者の8割を占める個人へと対象を広げ、返済回数を最大3回から6回へと拡大することで、2018年には年間融資200件を目指すという。

また、決算書などの評価だけではなく、CAMPFIRE独自の支援者による評価を軸とした「評価型与信モデル」を開発・採用している。
評価型与信モデルとは、クラウドファンディングにおける支援(総額・人数)をスコアリングしたものを与信材料の一つとし、融資対象者へ信用供与するモデルを指しているとのこと。

今後、評価型与信モデルには個人の行動情報やヘルスデータ、SNSの情報発信力等の採用を検討しており、CAMPFIREレンディング内で蓄積されたデータを元に新たな与信アルゴリズムを構築予定のようだ。

また、AI(人工知能)を採用することで、個人の信用情報以外にもトランザクションデータやオープンデータを活用した与信を可能とし、クラウドファンディングにおけるプロジェクトの達成率予測の実行と、予測データをもとにしたプロジェクト改善の提案等のサービスへの導入を検討しているという。


※1:クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で資金調達に成功した「All-or-Nothing」(募集期間内に目標金額を達した場合のみ支援金をお支払いする方式)もしくは「All-in」(目標金額の達成・未達成に関わらず、集まった支援金をプロジェクト実行者にお支払いする方式)にてプロジェクトを掲載し、資金調達に成功したプロジェクトの実行者。

「CAMPFIRE レンディング」の適用条件

融資の対象となるのは、下記3点の条件を満たすクラウドファンディングの実行者。

  • CAMPFIREに会員登録をしているプロジェクトの実行者である
  • 「CAMPFIRE」に掲載したプロジェクトの実行者である
  • 過去に「All-or Nothing」もしくは「All-In」方式で資金調達に成功したプロジェクトの実行者である

「CAMPFIRE レンディング」の流れ

  • 「CAMPFIRE」にプロジェクトを掲載し目標金額を達成
  • 「CAMPFIREレンディング」サイトより申し込む
  • 「CAMPFIREレンディング 」から連絡
  • 金融スタッフと一緒に支払いプランを決定しオーナーは必要書類を用意
  • 入金を確認(審査承認から最短翌営業日後に入金)
【貸付の利率(実質年率)】
10万円未満の場合:上限年20.00%
10万円から100万円未満の場合:上限年18.00%
100万円を超える場合:上限年15.00%
【返済の方式】
一括返済方式、または元利均等返済方式
【返済期間及び返済回数】
1ヶ月〜6ヶ月・1回〜6回
【賠償額の原本に対する割合】
上限:年20%
【担保の有無】
無し
【返済の例】
融資金100万円、元利均等返済、返済期間3カ月、返済回数3回、貸付利率実質年率15.00%の場合毎月のお支払額:341,701円