SPJ、小売業特化のAI接客システムを開発 対話精度向上のための秘訣とは

SPJは、小売業に特化した高精度AI接客システムを7日にリリースすることを発表した。通常の対話システムで回答の精度が上がりにくくなっている問題点を、対応頻度の高い対話を重点的に学習させることで解決していく。

SPJ、小売業特化のAI接客システムを開発 対話精度向上のための秘訣とは

利用イメージ例(出典:プレスリリース)

通常の対話システムは、雑談等の幅広い話題に対応できるようにすることを目標に開発されている。
その結果、意図解釈能力が広く浅くなってしまい、回答の精度が上がりにくくなっている現状があるという。

そこで同社は、小売業の接客で良く使われている単語や業務、対話内容を調査・分析し優先順位をつけ、対応頻度の高い対話を重点的にAIに学習させることで、小売業務での高精度な対話システムを実現したとのこと。

また、ディープラーニングを使用した高精度対話エンジン、および意図判定エンジンの技術を融合して双方の利点を取り入れることで、技術的にも精度を飛躍的に向上させることに成功したようだ。
さらに、来店客との日々の対話を学習していくことが可能となっているという。

AI接客システムで何ができるのか 対応可能業務一覧

  • 顧客ニーズのヒアリング
  • 顧客ニーズから統計解析した顧客ごとの最適商品を提案
  • 受注業務
  • 業務システムと連携した業務
  • 以上の多言語対応業務(英語・日本語)

「業務システムと連携した業務」とは、売れ筋商品の提案、在庫確認、入荷予定確認、セット商品の提案、過去に顧客が購入した商品の注文履歴確認、過去に購入した商品の傾向から解析した各顧客に最適な商品の提案などだ。

また、現在中国語、韓国語などの多言語対応業務を準備中だという。

クライアントのニーズに合わせ、対話エンジンのAPIでのご提供から、UI・UX設計まで対応している。
2017年12月7日にフラワーショップ チェーン店への納入を予定しているようだ。