グローバル転職求人倍率、初の2倍超え インフラ業界が13倍を記録

ダイジョブ・グローバルリクルーティングは27日、2017年11月末時点のグローバル転職求人倍率を発表。2013年8月の調査開始以来、過去最高となる2.18倍を記録した。特に求人倍率の増加が著しい業種・職種とは。

グローバル転職求人倍率、初の2倍超え インフラ業界が13倍を記録

ダイジョブ・グローバルリクルーティングは、2017年11月末時点のグローバル転職求人倍率(※1)をまとめた。

2017年11月のグローバル転職求人倍率は、前月比0.63pt増の2.18倍に上昇し、2013年8月の調査開始以来、過去最高に。企業の求人はほぼ横ばいに推移した一方、求職者数の減少が倍率を押し上げていることが要因だという。

業種別グローバル転職求人倍率、インフラ業界が13倍を記録

グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、上位3業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」「農林水産・鉱業」「製造業」となった。

電気・ガス・熱供給・水道業などのインフラ業界におけるグローバル転職求人倍率が13倍を記録している。

業種 倍率 前月比
1位 電気・ガス・熱供給・水道業 13.00倍 +0pt
2位 農林水産・鉱業 6.00倍 +2.86 pt
3位 製造業 5.24倍 +1.53 pt

また、今回調査した以下の12業種のうち7業種で求人倍率が上昇した。

出典 : プレスリリース

  • 製造業
  • 卸売業・小売業
  • 宿泊業・飲食サービス業
  • 金融業・保険業
  • 情報通信業
  • サービス業
  • 農林水産・鉱業

求人数は「宿泊業・飲食サービス業」、「情報通信業」の2業種が前月より増加した。特に「情報通信業」では、前月比33.3%増と大きく伸長。

依然としてIT関連業界における採用難が続いており、採用意欲が衰える気配はないようだ。

職種別グローバル転職求人倍率、総務・人事・法務が今年最高値を更新

グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、上位3つは「マーケティング・PR」「財務・会計」「クリエイティブ(インターネット関連)」となった。

職種 倍率 前月比
1位 マーケティング・PR 8.21倍 +4.74 pt
2位 財務・会計 6.13倍 +1.97 pt
3位 クリエイティブ(インターネット関連) 6.00倍 +4.75 pt

「IT技術系」で前月比12.3%増と求人数は引き続き増加傾向にあるほか、「総務・人事・法務」が前期比16.8%増と今年最高値を更新するなど、各社で人材の獲得に苦慮しているようだ。

出典 : プレスリリース

※1:2か国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>