飲食店で最も人手不足な職種は?専門の求人サイト「求人@飲食店.COM」調査結果発表

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22日、飲食店専門の求人情報サイト「求人@飲食店.COM」を運営するシンクロ・フードは、首都圏および関西の飲食店における2017年の年間求人データを発表した。2017年の1年間で「求人@飲食店.COM」に掲載された求人101,169件をもとにまとめている。
飲食店で最も人手不足な職種は?専門の求人サイト「求人@飲食店.COM」調査結果発表

最も人手不足なのは「サービス・ホール」スタッフ

データでは求人数が最も多かったのはサービス・ホールで、次いで調理スタッフとなっている。同社によればサービス・ホールは2013年以降連続して1位となっており、慢性的に不足状態が続いているという。

また、サービス・ホールの掲載数を雇用形態別に見ると、正社員46.5%、アルバイト53.5%という結果になっており、人手不足の背景に、雇用の不安定さも伺える。

サービス・ホールスタッフは、スキルや経験よりも、やる気や人柄が重視される傾向にあるため、人件費の安いアルバイトのニーズが高くなっていると同社は分析している。

AIは飲食店業界の人手不足を解消できるか

日本フードサービス協会の2017年発表のデータによると、外食産業の市場規模は前年から横ばいであるが、そのうちファーストフードを含む項目と、テイクアウトの惣菜などを含む項目は増加している。

価格競争から、低利益率という課題をかかえる飲食店も多く、そこに賃金の安い非正規雇用が多い要因があるのではないだろうか。

そんな中で、解消AIチャットコンシャルジュが接客を担当したり、混雑状況をクラウドとAIによりデータ化して配信するなど、IT技術を使ったサービスも次々開発されている。

2017年、「現金お断り」のファミレスをオープンさせたロイヤルホストのように、ITサービスで人手不足や合理化をはかるという選択は、今後の飲食業界のトレンドになるかもしれない。

※「求人@飲食店.COM」は、飲食店の出店・開業支援サービスをワンストップで提供する「飲食店.COM」(事業運営者:シンクロ・フード)が運営する飲食店専門の求人情報サイト。本発表は、飲食店の求人トレンド分析なども行う同社が、2017年1月~12月までの求人をまとめて、データ化したものである。