ネットいじめ対策で話題のアディッシュ(ガイアックス分社)、総額1.55億円の資金調達

アディッシュは18日、 機械学習や人工知能分野の開発推進、グローバル展開など事業拡充のため、三井住友海上キャピタルが運営するMSIVC2016V投資事業有限責任組合、フリービットインベストメントなど4社を引受先とした第三者割当増資により、総額1.55億円の資金調達を実施したことを発表した。

ネットいじめ対策で話題のアディッシュ(ガイアックス分社)、総額1.55億円の資金調達

ネットいじめ対策や投稿モニタリング、需要は大きく

アディッシュはインターネットやソーシャルメディアなどの情報の領域で発生する課題を解決し、配慮されたコミュニケーション社会の実現をミッションにかかげている。

2014年10月にガイアックスから分社化した同社は、3つの基盤事業と2つの次世代事業の5事業を手がけている。1月中旬より、「LINE」上でいじめの通報や相談に応じるサービスの提供を発表し話題となった。

基盤事業は以下の5つだ。

・投稿モニタリング事業 
企業のオウンドメディアやソーシャルメディア内の投稿やコメントを24時間365日モニタリング。健全なサービスを提供。

・ネットいじめ対策事業(スクールガーディアン)
学校・教育機関向けのネットパトロールサービスを提供。子どもたちが健全にインターネットやソーシャルメディアを活用できるよう、ICT教育プログラムの提供や講演も行う。

・ソーシャルアプリカスタマーサポート事業
ソーシャルアプリに特化したカスタマーサポート代行サービス。日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ドイツ語を含め20言語以上に対応。

・チャットボット「hitobo」
自社開発のチャットボットによる自動応答と、自動応答でカバーできない内容をオペレーターが対応するスムーズに連携させ、企業のカスタマーサポート業務の効率化に貢献している。

・Web集客+Web接客(フロントサポート)
Webマーケティング、カスタマーサクセス支援。ソーシャルメディアの運用代行やSNS広告の運用や潜在顧客を自社サイトに誘導するリプライマーケティングも手がける。

今回の資金調達で、「システム」と「人」が融合されたサービスを加速

同社によると、資金調達によりこれまで築いてきた「システム」と「人」を融合させたサービスをさらに加速させ、事業を強化するという。具体的には3つの目標をあげている。

● 機械学習を活かした開発投資
事業活動から生み出される独自データを元に「機械学習」や「人工知能」分野への開発を推進し、運用の効率化や利益率の高いシステムの提供を目指す。

● グローバル展開
海外企業や海外進出を目指すアプリを運営する日系企業のカスタマーサポートの支援を拡大させ、2015年より上昇推移している海外関連の売上アップを目指す。

● 市場の拡大
同社の事業領域であるユーザーコミュニケーションが発生する分野と捉えている、シェアリングエコノミー市場、アプリゲーム市場、イーコマース市場における当社のポジションの確立を目指す。

引受先の概要

● MSIVC2016V投資事業有限責任組合
(無限責任組合員 三井住友海上キャピタル 取締役社長 五十嵐 仁志 本社:東京都中央区)

● フリービットインベストメント(代表取締役社長 清水 高 本社:東京都渋谷区)

● みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合
(無限責任組合員 みずほキャピタル 代表取締役社長 齊藤 肇 本社:東京都千代田区)

● ペイフォワード(代表取締役 谷井 等 本社:大阪府大阪市)

アディッシュ企業概要

基盤として投稿モニタリング事業、ネットいじめ対策事業、ソーシャルアプリカスタマーサポート事業を展開しており、次世代事業としてはチャットボット「hitobo」、Web集客+Web接客(フロントサポート)などを提供している。