2018年トレンド予測キーワードは「ボス充」、リクルートマネジメントソリューションズ

公開日:
リクルートマネジメントソリューションズは22日、「2030 Work Style Project」が運営する「2030年の『働く』を考える」サイトリニューアルを発表。人材マネジメント領域での2018年トレンド予測キーワードである「ボス充」についても、新設した特集ページにて事例や解説を開始した。
2018年トレンド予測キーワードは「ボス充」、リクルートマネジメントソリューションズ

労働人口の減少やIT化など、変わる「働く」環境

国内人口の減少、高齢者比率の増加、グローバル化の進展、ITの発展など、労働環境は年々変化している。また、1月20日の安倍内閣総理大臣施政方針演説では、3月に働き方改革の実行計画を発表し、さらなる改革の強化に努めることが宣言された。

2018年は「働き方改革」への企業の取り組みもさらに加速していくことが予想されるのだが、働き方の変化とともに、働く人の悩みも多様化しているともいわれている。より良い環境、より自分らしい働き方を模索しているのだ。

これを背景にリクルートマネジメントソリューションズは、「働く」に関する調査、データ、事例、研究、有識者の意見などさまざまな観点からアプローチしている「2030年の『働く』を考える」サイトをリニューアル。2018年の人材マネジメント部門、トレンド予測キーワードである「ボス充」ページも拡充した。

 働き方改革のキーマン「ボス充」とは

「ボス充」とは、同社が新たに打ち出した新語である。生活を楽しみ、社会活動が充実しているマネジャーは、会社や社会に良い影響を与え、若い部下たちから信頼される。そのようにボスが充実している状態を「ボス充」と同社は定義している。

2018年はボス充上司が新たな働き方の鍵を握っており、企業からも部下からも歓迎されていて、これから一気に注目を浴びると分析している。

「副業元年」ともいわれる2018年。働き方改革が中間管理職に丸投げされている現状を打破して、「ボス充」というキーワードがどれほど"市民権"を得ていくのか、期待される。

若手社員だけでなく、企業側からも求められる「ボス充」

働き方改革で、残業や労働時間の削減する企業は増える中、余剰時間を社外活動に充て、そこでの経験を社内にフィードバックする社員が増えることは、企業にとってはプラスとなると同社は分析する。

また教育研修の進化により、従業員に異業種の仕事や、ボランティアなどを通して異次元を体験させる研修を行う企業が増えている。しかし個人の活動でこれらの経験ができれば、より効果は高いと企業は考えているのだ。

上司が社外活動に力を入れれば、部下もまた社外活動を頑張るようになると考えるのが自然で、人材育成の観点から見ても、ボス充上司の存在は大きいと同社は分析している。

「社員として」だけではなく、「人として」どう生きていくかの時代へ

働き方改革で、長時間労働が減り、AIやロボット技術などの発展でさらに働く時間そのものが減っていき、余剰時間が増えるという予測もある。また今の若い世代は、社内でも社外でも、さまざまな自己を持ち、楽しむことができる世代である。

そんな若手社員たちからも支持を得て、自分も仕事以外の時間を充実させ、マネジメントに活かすことができるか。社員としてだけでなく、大きくとらえると、人としてどう生きていくかという選択になるのかもしれない。