イーサリアムの価格変動の歴史 | 過去から現在をおさらい、未来の価格予想

最終更新日: 公開日:
イーサリアムは仮想通貨の中でもビットコインに次時価総額2位の仮想通貨です。イーサリアムの過去から現在までの価格変動の歴史をおさらいするとともに、最新の2018年の価格を予想していきます。イーサリアムの価格に変動があったポイントをチェックして未来の価格を予想しましょう。
イーサリアムの価格変動の歴史 | 過去から現在をおさらい、未来の価格予想

人気取引所ランキング

初めての仮想通貨購入、海外仮想通貨取引所の利用には、まず国内取引所への口座開設が必須です。

1位 GMOコイン 3位 Coincheck 3位 bitFlyer
現物取引手数料・入出金手数料
レバレッジ取引手数料が無料
最短10秒で購入可能
スマホアプリは累計200万DL
仮想通貨取引所国内No.1
※マクロミル調べ(2019年8月調査)

イーサリアムの特徴とは

イーサリアム(Ethereum)はビットコインに次ぐ時価総額第2位の仮想通貨です。アルトコインの中では代表的なコインで、スマートコントラクトという新しい試みを実現する目的があります。

ビットコインが決済に使われる仮想通貨である一方で、イーサリアムはプラットフォームとしての価値を持っているため、今後イーサリアムが社会的にどんな意味を持つのか大きな注目が集まっています。

イーサリアムの特徴や過去の価格変動を見ていき、2018年のイーサリアムの価格にはどんな変化があるのかを予想していきます。

イーサリアムが掲げるビジョン

イーサリアムでは「スマートコントラクト」「プルーフオブステーク(PoS)」という二つのシステムが採用されています。

「スマートコントラクト」では自由な契約を、「プルーフオブステーク(PoS)」ではブロック生成までの時間の短縮が可能です。まずイーサリアムが掲げるビジョンについて説明していきます。

スマートコントラクトの活用で自由な契約が可能に

イーサリアムのもっとも大きな特徴は「スマートコントラクト」と呼ばれるシステムです。スマートコントラクトでは取引を行う際、ブロックチェーン上に取引の履歴を記録すると同時に、あらかじめ設定した契約を記録できます。

たとえばAからBに100円分の仮想通貨を送金する際に、ブロックチェーン上に「1年後に200円にして返済する」という契約を組み込み、1年後に自動で契約が履行されるというような仕組みです。

今までの契約には信用の観点から仲介業者などを挟む必要があり、そのためのコストが発生しています。

しかし、スマートコントラクトを利用することで中間コストを一切なくし、個人と個人の間で自由な契約を結べるようになります。

PoSによりブロック生成時間を短縮

イーサリアムではマイニングのアルゴリズムにプルーフオブステーク(PoS)を採用する予定です。

ビットコインのような従来の仮想通貨にはプルーフオブワーク(PoW)というアルゴリズムが使われており、ハッシュパワーの強いマイナーほどブロックが承認される確率が高いという特徴がありました。

しかし、PoSでは所持しているコインの量や期間によって承認される確率が高くなります。PoSを導入することによってPoWに比べて少ない消費電力でマイニングが可能となり、さらにプロセスがシンプルであるため、ブロック生成までの時間を短縮できます。

イーサリアムが掲げるビジョンに対しての現状課題

イーサリアムは明確なビジョンを持っているため将来性の高い通貨ですが、送金手数料が高騰していたり、トランザクションの問題を抱えていたりといくつかの課題を有しています。イーサリアムが抱える現状の課題を説明していきます。

送金手数料が高い

イーサリアムの開発者であるNick Johnson氏は、イーサリアム内部の自動ガス価格設定機能に不具合があることを説明しています。

MyEtherWalletやMetaMask、Shapeshiftといった人気のウォレットで利用されている「gas oracle」が高い推定値を算出してしまうために、ユーザーの多くが手数料を多めに払ってしまっているが現状です。

そのため、送金に必要なガス(手数料)は手動で計算することが推奨されています。

トランザクションの問題

ビットコインでも言われるトランザクションの問題はイーサリアムも同じように抱えており、取引に遅延が起きてしまっているのが現状です。

イーサリアムの特徴である「スマートコントラクト」によって、1回の取引でやり取りする情報のサイズが大きくなってしまうことが原因の一つで、解決するのが難しいと言われています。

また、イーサリアムを利用したICOによって取引量が増加したことによって、トランザクションの問題が表面化してしまったという側面もあります。

誕生〜2018年6月までの価格変動

イーサリアムプロジェクトは2013年に発足し、2014年からプレセールが行われました。

当時の価格は26円程度だったとされており、2018年1月の最高価格である160,000円と比べると6,000倍以上価格が上昇しています。

それにはEEAの発足やICOによる需要の高まり、メトロポリスハードフォークなどが関係しています。

EEAなど実用的な利用とそれらへの期待

EEA(Enterprise Ethereum Alliance)はイーサリアムでビジネス向けのアプリケーション作成を推進するプロジェクトで、JPモルガンやマイクロソフトといった企業を含めた500以上の企業が参加しています。

日本からもトヨタ自動車などが参加しており、多くの企業がイーサリアムの技術に高い関心を持っていることが伺えます。

EEAが発足した2017年2月のイーサリアムの価格は1,200円程度でしたが、同年5月には8,000円台にまで上昇しています。

メトロポリスハードフォークの影響

2017年10月17日、イーサリアムは4つの段階に分けられているハードフォークの内もっとも重要と言われている「メトロポリスハードフォーク」を行いました。

「メトロポリスハードフォーク」では匿名性の向上やセキュリティの強化スマートコントラクトの単純化などイーサリアムの性能が上がるアップデートが行われました。

これにより、9月から2万円台まで下落していたイーサリアムの価格は3万円台にまで回復しました。

ICO(仮想通貨発行による資金調達)への利用期待

仮想通貨を使ってスピーディに資金の調達が可能になる「ICO」ではイーサリアムのシステム上で構築される「ERC20トークン」が利用されることが多いため、イーサリアムの需要も高まっています。

しかし、それと同時にICOによる急激な需要の高まりからイーサリアムのトランザクション問題が表面化し、一時は価格が下落することもありました。具体的には43,493円まで上昇した1か月後に17,530円まで下落しています。

【4月暴落】G20サミット

2018年4月にG20のサミットが開かれました。そこでは仮想通貨に関する協議も行われると見られていて、禁止や規制についての懸念から徐々に価格が暴落したものと思われます。

実際に開かれた内容を見てみると、禁止ではなく規制を行っていく方針で具体的な制度などに関しては発表されませんでした。

【その後の回復】EIP(イーサリアム改善案)1011

2018年4月20日に行われたイーサリアムの開発者間会議にてイーサリアムのコンセンサスアルゴリズム変更のための新しいコード準備が整ったと発表しました。

これは「Hybrid Casper FFG(Friendly Finality Gadget)」と呼ばれる「EIP(イーサリアム改善案)1011」で、これによって現在の"証明"作業に多くのリソースを必要とするPoW(プルーフオブワーク)という承認方法から、不正を行った場合には"資産"を失うリスクを負う「PoS(プルーフオブステーク)」というアルゴリズムも含んだ「hybrid PoW/PoS system」に移行しようという計画の第一歩であるとされています。これに伴い、エネルギー消費の激しい従来のマイニング方法から、より環境に優しい”Minting”という手法へと移行するそうです。

また、この移行計画は「Casper」と名付けられており、継続して研究が進められています。これは紛れもなく朗報で、それまで芳しくなかったチャートも見事に右肩上がりとなっています。

2018年後期のイーサリアム価格予測とは

ERC20を利用したICOや次のハードフォークである「セレニティ」など、まだまだイーサリアムを取り巻く価格変動要因は多くあります。

2018年はICOプロダクトがいっそう増える?

ICOは2017年に3,220億円の資金調達がされており、大きな注目を集めています。2016年のICOは262億円程度の規模であったため、市場規模は1,200%以上の拡大ということになります。

また、2018年6月初旬時点でICOの資金調達額が1兆円を超えているというデータもあります。そのため、2018年は今後もICOプロダクトがいっそう増えることが予想され、イーサリアムの需要が高まるのではないかという期待も大きいです。

その期待感からイーサリアムの価格は、2018年後半も高騰するのではないかと言われています。

大型アップデート「セレニティ」

「フロンティア」「ホームステッド」「メトロポリス」とハードフォークを経験してきたイーサリアム。2018年、イーサリアムは2回のアップデートを控えています。

「コンスタンティノープル」を経験した次のハードフォークのフェーズは「セレニティ」と呼ばれています。前述したようにマイニングのアルゴリズムがプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)も含まれたものヘと変わるのが、「セレニティ」というアップデートなのです。「コンスタンティノープル」はその試験期間ということですね。

アップデートを行ううえで、PoWブロックチェーンのマイナーを次段階のブロックチェーンへとシフトさせる方法として、ディフィカルティボムがあります。特定のブロックに到達した時点で、マイニングの難易度を上昇するというもので、以前のマイニングが難しくなることで分裂を防ぐという仕組みとなっています。

このディフィカルティボムはフロンティアフェーズですでに設定されていたそうです。ですが、ディフィカルティボムは開発の遅延により動作のタイミングを図れないといった理由から以前も延期されており、2018年末にまた起きると言われています。実際に2018年以内に実施されるのかという点も注視する必要があります。

2018年はイーサリアムの年

今回イーサリアムの誕生から、現状まで少し詳しく見てみました。

さらに2018年のイーサリアムの価格がどのように変動するかといった予測についてもまとめてみました。ビットコインの年であった2017年から、2018年はイーサリアムの年になるかもしれません。

イーサリアムにかかわらず、仮想通貨は取引所ごとによって購入できる価格が異なるので、しっかり取引所ごとの価格を比較して購入することをおすすめします。

国内仮想通貨取引所TOP3

1位:GMOコイン

GMOコインは東証一部上場企業のGMOのグループ会社、GMOコインが2016年10月に設立した仮想通貨取引所です。

GMOはFXや株式投資サービスで長い歴史と信頼があり、仮想通貨取引でも安心して取引できる大手取引所として人気があります。2017年9月には金融庁の仮想通貨交換事業者にも登録されていることから、数ある取引所の中でも安心して取引できる取引所のひとつといえるでしょう。

2位:Coincheck(コインチェック)

Coincheckは、スマートフォンのアプリが累計200万ダウンロードに到達した取引所です。最短10秒で500円から購入できるので、仮想通貨をはじめたい初心者の方におすすめです。

スマートフォンのウィジェットで価格を確認できる他、大きな価格変動の際には通知してくれるので、仮想通貨に慣れていない方でも安心して利用できます。

3位:bitFlyer

bitFlyerは、仮想通貨取引所国内No.1の実績が特徴です(2019年8月マクロミル調査)。

人気の理由は、100円から売買でき、土日祝日含めた24時間365日取引できる点です。さらにアカウント作成・維持手数料など色々な手数料が0円となっています。気軽に仮想通貨取引を始められます。

人気の仮想通貨関連記事