プログラミングコンテストのレーティングを活用した就・転職サービス「AtCoderJobs」提供決定

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AtCoderは2月7日、プログラミングコンテストのレーティングを活用した就職・転職サービス「AtCoderJobs」の提供決定を発表した。サービス開始日は未定であるが早ければ3月1日のリリースを予定している。
プログラミングコンテストのレーティングを活用した就・転職サービス「AtCoderJobs」提供決定

就・転職サービス「AtCoderJobs」とは?

「AtCoderJobs」とは、スキルを活かしたい求職者と、必要なスキルレベルを満たした人材を採用したい企業を高い精度でマッチングさせるサービスである。

「AtCoderJobs」の提供を決定したAtCoderでは、毎週プログラミングコンテストを開催し、参加者であるプログラマにレーティングを付けている。新サービス「AtCoderJobs」は、IT技術者が就・転職をする際にレーティングを活用して実力を証明しつつ、各企業に応募やエントリーをすることができるというものである。

また「AtCoderJobs」では、レーティングから算出されるランク(8段階にランク付けされるAtCoderランク)によって参加者が応募・エントリーできる企業が決定される仕組みとなっている。

出典:「AtCoder」プレスリリース

「AtCoderJobs」の特徴

AtCoderは新サービスである「AtCoderJobs」最大の特徴を、「ランク判定の正確性」と「レベルの高い参加者がいること」だとしている。

通常のプログラミングコンテストでは問題数が少ないことなどが原因で、運営側の想定や参加者の本来の実力よりも高いランクが付けられてしまう場合がある。一方、「AtCoderJobs」で採用したレーティングでは、参加者が99・9%以上の確率でそのランクの実力を持っていると判断可能な場合のみランクを付与するため、極めて高い精度で参加者の実力を測定することができる。

また、AtCoderが独自で行った調査では、「同業他社で上位1%とされる基準はAtCoderの上位25%の基準とほぼ等しい」と結論づけている。

コンテスト開催企業には企業向けページを先行公開・有料プランを無料に

AtCoderでは、AtCoderでプログラミングコンテストを行う企業に対して優待サービスも用意している。コンテストを開催した企業には、本来なら求職者向けページと同時に公開される予定である求人掲載企業向けのページが先行公開されるというものである。

「AtCoderJobs」は掲載料金型の求人・転職サイトであり、成果報酬はかからない。無料で「AtCoderJobs」の機能を試すこともできるが、無料プランでは就・転職希望者とのメッセージのやりとりが最初の3人のみに制限されてしまう。ノーマルプラン以外は有料となるサービスだが、過去にAtCoderでコンテストを開いた企業に対しては、開催したコンテストの規模に応じた有料プランが無料で提供される。