Tokyo Otaku ModeとCEDEXはなぜICOを行うのか?展望と課題をキーパーソンが語る

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2018年1月、ICOメディア「ボクシルトークン」主催のイベント「ICOMeetup(vol.1)」が開催されました。イベントレポート後編では、注目ICO企業として登壇した「CEDEX(セデックス)」と「Tokyo Otaku Mode」のセッションを紹介。2社がICOを行う理由や、今後の展望を紹介します。
Tokyo Otaku ModeとCEDEXはなぜICOを行うのか?展望と課題をキーパーソンが語る

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ICOMeetup(vol.1)後編の概要

2018年1月24日、スマートキャンプ田町オフィスでICOMeetup(vol.1)が開催されました。

本イベントでは、仮想通貨やICOの現状を共有し、ブロックチェーン会計士の方、ICOを行う企業の方を招きました。当日は非常に多くの方々に来場いただき、大盛況で終了を迎えました。

後編は、ダイヤモンド取引所を目指すICOCEDEXと、日本ではなじみ深いアニメや漫画文化をより発展させるためのICOTOKYO OTAKU COINの講演を紹介します。

(前編)ブロックチェーン会計士による仮想通貨、ICOの現状はこちらから

ダイヤモンド取引所開設を目指す「CEDEX(セデックス)」

ゲストICO「CEDEX」の秋山 繁雄氏

CEDEXはイギリスの新興証券市場に上場しているTECH FINANCIALS社が90%出資しているイスラエルにある企業です。ブロックチェーン技術を用いて、ダイヤモンド取引所を開設を目指しています。

なぜ、ダイヤモンド取引所?

現在、ダイヤモンドの取引市場は形成されていません。個人が宝石商に持ち込み、さまざまな値段で買い取られています。

では、なぜダイヤモンドは金のように取引市場が形成されないのでしょうか。

その理由は3つあります。

  • ダイヤモンド取引に関する公正な価格データがない
  • 上記の理由のため、公正な価格でダイヤモンドを売却できない
  • ダイヤモンドにはさまざまな基準(カラット、純度、硬さ)などがあり平準化が難しい

この3つの理由が原因で、ダイヤモンド取引所が作られなかったのです。

CEDEXが生む出す利点

では、CEDEXがダイヤモンド取引所を作り出すことによってどんな利点が生まれるのでしょうか。そして、ダイヤモンド取引とブロックチェーン技術を組み合わせることでどんな利点があるのでしょうか。

それは主に4つあると言われています。

  • ブロックチェーン技術を用いることにより、ダイヤモンド鑑定結果から価格設定までを正確に情報を保存
  • だれでも閲覧でき、なおかつ変更が加えることができないため、価格の正当性を保証
  • システム上で需給が決定され、市場参加者によって価格が決定
  • プロの鑑定士が検定したことを証明できるため、価格の決定に不正が生じない


主にブロックチェーン技術の特徴である「改ざん不可と透明性」に注目し、それを活用するプロジェクトのようです。

実際、分散型台帳であるブロックチェーンは、今までの持ち主や売買された時点の価格などを正確に保存するには非常に都合のいい技術です。その点で、相性は良いと言えます。

Q&A

ここでは、会場で出た質問に対する答えを掲載します。きっと皆さんの疑問も解消されるでしょう。

Q. 商品のデリバティブなのか?

A. 将来的にデリバティブ取引・ETFのようにバスケットとしても販売を視野に入れ、分割や空売りも行う予定。


Q. 株や現在の金融商品はCMEや東京証券取引所があるから安心できるが、その点のユーザーの信用はどのように勝ち取るのか。

A. CEDEXという会社を信頼してもらえるように努力する。


Q. デリバティブを依頼する企業は決まっているのか。

A. 今後のデリバティブを頼む企業はまだ未定。保証は「CEDEXが選んだ企業」を用いる。

日本のポップカルチャーを発信する「Tokyo Otaku Mode」

ゲストICO「TOKYO OTAKU COIN」プロダクトマネージャー 坂入 広和氏

ここではTokyo Otaku Modeが行うICO案件である「TOKYO OTAKU COIN」について紹介します。

Tokyo Otaku Modeとは、「オタク文化で世界をハッピーに」という命題を掲げ、日本のポップカルチャーを世界に向けて発信している会社です。

具体的には3つの分野で活躍しています。

  • Eコマース:海外への商品の発送
  • メディア:記事やSNS
  • BtoB:翻訳やクラウドファウンディング

特にメディア分野ではフェイスブックのファン数が1,800万を超え、特に北米圏では非常に知名度が高い企業です。

オタクコインとは

「アニメ・漫画・ゲームが好きな方のコミュニティー内で使うことができる通貨を作ろう」という思いがきっかけで発足したプロジェクトです。

このプロジェクトではユーザーに2つのアクションを求めています。

  • オタクコインをゲットする:アニメの視聴・レビュー・イベントに訪れるなど
  • オタクコインを使う:通販・リアル店舗での買い物・イベントなど

このオタクコインによって、アニメやゲームを通じた独自の経済圏の構築を目的とし、大好きなものにより没頭できるような世界を目指します。

賛否両論のオタクコイン、その評価は?

日本国内では賛否両論はあったようですが、多くのユーザーを抱えている欧米や北欧からは非常に反応が良かったようです。加えて、開始数週間でアクセスやメルマガも、グローバルな規模で拡大されています。

さらに、Oculus創業者パルマー・ラッキー氏やAnime News Network CEO クリストファー・マクドナルド氏などといった著名人も非常にこのプロジェクト注目しています。日本国内でも数々の著名人がこのプロジェクトを応援すると声明を発表しています。

Tokyo Otaku Modeは「ICOしない可能性もあり」

Tokyo Otaku ModeはICOを資金集めを行う一つの方法として捉えており、そのためICOを行わない可能性もあるそうです。

その理由としては、無理にICOを行うことで投資家たちの意見が必要以上に介入することを防ぐ目的もあるのでしょう。

Tokyo Otaku Modeはもともと独自のプロダクトを持っているため、ICOを行わなければオタクコインを発行できないわけではありません。

加えてTokyo Otaku ModeはIPOを目指しているため、もしこの時点でICOを行った事が、後々IPOにどのような影響を与えるのか予測できないリスクもあります。そのため、ICOを必ずしも行う必要ないのでしょう。

Q&A

Q.そもそも円ではダメなのか

A. 日本から海外にモノを売ることが多いため、オタクコインを利用することで手数料の大幅な削減になる。インバウンド旅行客の帰国時などにも余ってしまうことがないので、自国に帰ってもさらなる消費につながる。


Q. 他の仮想通貨じゃだめなのか

A.どの仮想通貨にも独自の思想がある。そのため、オタクコインも独自のサービスと最適な形を目指すために、オタクコインであることが最適。


Q.Tokyo Otaku Modeを中心とした中央集権的になるということか。

A. 最初は中央集権的にならざるを得ないと思う。しかし、オタクコミュニティの発展のためにも独自のコインが必要だと考えている。


これからの仮想通貨とICO

最近は仮想通貨の暴落などにより、仮想通貨業界そのものに悲観的な意見が多く見られます。

しかし、今回のICO Meetupでも出たとおり、まだまだ仮想通貨業界は伸びる余地があります。

仮想通貨の根本を成しているブロックチェーン・新たな資金調達の方法であるICO、これらは今後も注目される技術や方式であることは間違いありません。

世間の流れにただ乗るだけではなく、自身で情報を集め、今まで以上に自分自身で舵を取る事が大切です。

国内仮想通貨取引所TOP3

1位:GMOコイン

GMOコインは東証一部上場企業のGMOのグループ会社、GMOコインが2016年10月に設立した仮想通貨取引所です。

GMOはFXや株式投資サービスで長い歴史と信頼があり、仮想通貨取引でも安心して取引できる大手取引所として人気があります。2017年9月には金融庁の仮想通貨交換事業者にも登録されていることから、数ある取引所の中でも安心して取引できる取引所のひとつといえるでしょう。

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DMM Bitcoinは、2018年1月11日にオープンした仮想通貨取引所の中でもかなり新しい部類に入る取引所です。大手インターネットグループ会社であるDMMが運営にあたることから、高い信頼性を有しています。

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