スマートフォンが生活インフラとなった中国
スマートフォンにおいて、世界最大のマーケットである中国。いまや、ウィーチャットペイやアリババペイといったアプリ決済が生活に溶け込んだ中国では、人々はスマートフォンがなければ生活に支障をきたすといっても過言ではない。
オンラインショッピングは当然だし、外食や買い物に出かけたときの支払いは、市場にある小さな店でもスマホで決済するのが当たり前だ。ウーバーイーツのようなデリバリサービス、タクシーの手配から支払いまで、スマホは日常的に利用されている。
B2B間の支払いや、春節などお祝いでの個人間での投げ銭でもスマホ決済が浸透し、ハイテク都市として名をはせる深センにおいては2018年5月から、地下鉄までテンセントが提供するQRコードでの乗車と決済が可能になったという。
ここまでスマートフォンが普及した中国において、市場では買い替え需要へのリーチがシェア拡大の鍵となるのではないだろうか。