自動車・産業車両が好調の豊田自動織機、決算は売上高2兆39億円で増収増益【2018年最新版】

自動車・産業車両・繊維機械をグローバルに展開する豊田自動織機は4月27日、2018年3月期の決算を発表した。その業績は売上高前期比119.6%の2兆39億円、営業利益前期比115.8%の1,474億円で増収増益となり、28%増の純利益とともに好調だった。

自動車・産業車両が好調の豊田自動織機、決算は売上高2兆39億円で増収増益【2018年最新版】

豊田自動織機が2018年3月通期決算を発表

世界トップの産業車両、自動車、繊維機械をグローバルに展開する豊田自動織機が4月27日、2018年3月通期決算を発表した。通期決算は、売上高が前期比19.6%増の2兆39億円、営業利益が前期比15.8%増の1,474億円、当期純利益が前期比28%増の1,681億円で大幅な増収増益を達成。

自動車では中国、欧州を中心に市場が伸びたこともありセグメントの売上高は前期比106%の5,950億円となった。しかし、車両については、ヴィッツの減少により売上高は前期比99%の721億円となった。

産業車両も売上高は前期比130%の1兆2,830億円となり好調だ。市場が活況だった新興国、欧米、中国で販売・生産活動を強化。日本で新商品である新型リーチタイプ電動フォークリフト「Rinova(リノバ)」を発売し、各地域で主力であるフォークリフトの販売台数が増えた。2017年4月に米国のバスティアンソリュ ーションズ有限責任会社を、5月にはオランダのファンダランデ インダストリーズを子会社化した。

繊維機械は主力である中国とアジア新興国を中心に低迷気味だったこともあり、売上高は前期比99%の655億円となった。内訳としては、繊維品質検査機器は増加したものの、織機、紡機が減少。

原材料の値上がりや人件費の増加などがあったものの、グループ全体で原価改善活動の推進、為替変動および退職給付制度変更を行ったことで、営業利益は前期比116%の 1,474億円、税引前利益は前期比115%の2,098億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期128%の1,681億円となった。

2020年ビジョンに向け、新たな成長ステージへ向かう豊田自動織機

2020年ビジョンとして「世界の人々の豊かな生活、暖かい社会づくり」というスローガンを掲げ、3つのキーワードに沿って実現を目指す。

  • ソリューション:産業車両、繊維機械の各事業を含むユニット
  • キーコンポーネント:カーエアコン用コンプレッサーやエレクトロニクス事業を中心とするユニット
  • モビリティ:トヨタ自動車向けの車両やエンジンの生産を担う事業ユニット