大和ハウス工業決算、当期純利益は前期比117.2%の2,363億円で過去最高の更新継続【2018年最新版】

最終更新日: 公開日:
大和ハウス工業は5月10日、2018年3月期の決算を発表した。売上高が前期比108.1%の3兆7,959億円、当期純利益が前期比117.2%の2,363億円で増収増益となり、いずれも過去最高を更新した。
大和ハウス工業決算、当期純利益は前期比117.2%の2,363億円で過去最高の更新継続【2018年最新版】

大和ハウス工業が2018年3月通期決算を発表

大和ハウス工業は5月10日、2018年3月通期決算を発表した。通期決算は、売上高が前期比108.1%の3兆7,959億円、営業利益は前期比111.9%の3,471億円、当期純利益は前期比117.2%の2,363億円とすべての業績項目で過去最高を更新し、売上高・営業利益は8期連続で増収増益した。

業績の主たる要因には、「戸建住宅」、「賃貸住宅」、「マンション」、「住宅ストック」、「商業施設」、「事業施設」の6つのコア事業の中でも特に、賃貸住宅・商業施設・事業施設事業が堅調な推移で業績に貢献したことが挙げられる。

この6つのコア業務の平成30年3月期は、戸建住宅は戸建住宅の注文請負・分譲で売上高が3,853億円、賃貸住宅は賃貸住宅の開発・建築・管理・運営・仲介で売上高が1兆308億円、マンションはマンションの開発・分譲・管理で売上高が2,850億円、住宅ストックは増改築の請負や売買仲介で売上高が1,121億円、商業施設は商業施設の開発・建築、管理・運営で売上高が6,208億円、事業施設は物流・製造施設、医療介護施設の開発・建築、仮設建物の建築・管理・運営で売上高が8,502億円という業績だった。

この中でも新設住宅着工戸数は低調に推移しつつも、高付加価値の提案で販売拡大に注力した結果、他事業と同様に増益を達成。戸建住宅の状況は、xevoΣの主力商品化による1棟単価向上や効率化による原価改善により、営業利益が3期連続で改善され、今後は併用住宅提案を強化し、3階建以上商品の販売拡大を目指す。

大和ハウス工業、2018年度の見通しは

国内の少子高齢化・消費税増税などで新設住宅着工戸数が伸び悩むことが想定されることを背景に、2016年度に第5次中期経営計画を策定。成長ドライバーを賃貸住宅・商業施設・事業施設事業に定めるとともに、新設住宅も高付加価値化・原価改善で利益確保を目指す戦略を推進してきた。これによって次期業績は、売上高が過去最高の4兆円、営業利益が3,540億円、当期純利益が2,370億円と更新を継続することが見込まれる。