トヨタ自動車決算、当期純利益は前期比136.2%の2兆4,939億円で日本企業最高益を記録【2018年最新版】

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トヨタ自動車は5月9日、2018年3月期の決算を発表した。業績は、売上高が前期比106.5%の29兆3,795億円、当期純利益が前期比136.2%の2兆4,939億円で増収増益、日本企業として過去最高益を記録し、絶好調といえる。
トヨタ自動車決算、当期純利益は前期比136.2%の2兆4,939億円で日本企業最高益を記録【2018年最新版】

トヨタ自動車が2018年3月通期決算を発表

トヨタ自動車は5月9日、2018年3月通期決算を発表した。通期決算は、売上高が前期比106.5%の29兆3,795億円、営業利益が前期比120.3%の2兆3,998億円、当期純利益が前期比136.2%の2兆4,939億円と、不調であった前期と比較し、大幅な増収増益を果たした。

営業利益が前期比120.3%だったものの、販売台数が微減したため1,000億円の利益減少だったが、為替差益で2,650億円の利益、原価改善努力で1,650億円の利益と増収増益となった。金融事業については、販売金融子会社において、融資残高の増加ならびに貸倒関連費用および残価損失関連費用の減少などにより、売上高は2兆170億円、連結会計年度前期比10.6%の1,934億円、営業利益は2,855億円と前期比28.4%の631億円の増益となった。

過去最高益を記録したトヨタ自動車、大変革時代にどう対応していくのか

自動車産業が100年に一度の大変革時代に突入しているという認識のもと、トヨタが「自動車をつくる会社」から「モビリティ・カンパニー」へのモデルチェンジを決断。「電動化」「自動化」「コネクテッド化」が進むほどトヨタの強みが発揮できると考え、よりいっそうの「TPS(トヨタ生産方式)」「原価改善努力」推進を図っていく計画だ。

計画を踏まえた次期業績見通しは、売上高が前期比1.3%減の29兆円、営業利益が前期比4.2%減の2兆3,000億円、当期純利益が前期比15%減の2兆1,200億円を見込んでいる。今期よりも次期の方がグループ全体で減収減益になる見込みなのは、$1=111円から$1ドル105円への為替差損と、販売面での影響を受けることが予想されているからである。