飲食業の働き方改革「休みが増えても満足度は低い」実態

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求人@飲食店.COMは5月23日、飲食店での従業員(正社員)を対象に、職場での働き方改革・満足度について調査結果を発表した。6割の従業員が休日数増加の取り組みを実感する一方、待遇や仕事面での満足度の低さが目立つ結果となっている。
飲食業の働き方改革「休みが増えても満足度は低い」実態

6割の従業員が休日増加の取り組みを実感

飲食業では人手不足が慢性化しており、そのことが休日数にも影響を及ぼしている。

求人@飲食店.COMの調査によると、飲食業での1か月の休日数は月4~5日が最も多く35%、次に多いのが月8日以上の28%となっている。

休日数に対する意識については、十分な休みが取れていると感じている人が35%、十分ではないが職場での休日に対する取り組みを実感している人は24%となっている。

合わせて約6割の人が勤務先での休日増加への取り組みを実感しており、こうした傾向は今後も増えていくと同サイトでは見ている。

出典:求人@飲食店.COM「休日数に関する現状・勤務先の取り組み」

休日数は多いほど十分と感じる傾向にあるが、月8日以上の休みの勤務先では83%の人が十分と回答していることから、週休2日を基準とする他業種と同様の水準まで休日を増やすことを期待する人が多いことがうかがえる。

休日数増加への期待が膨らむ一方で、待遇面の満足度は全体的に低く、特に勤務時間の満足度は28%の人が非常に低いと回答している。

出典:求人@飲食店.COM「待遇面の満足度」

また仕事や職場の満足度も全体の約半数が低いと感じる結果となっていて、中でも昇進・出世のチャンスでは6割の人が不満を抱いている実態が浮き彫りとなっている。

出典:求人@飲食店.COM「仕事や職場に関する満足度」

飲食業界では従業員のコミュニケーションを重視する傾向

今回の調査では、勤務先による働きやすい環境づくりのための取り組みについても聞き取りが行われている。その結果、休憩・勤務時間などの勤務体制関すること、WEB発注化など作業の効率化に関することなど、さまざまな取り組みが行われていることがわかった。

中でも最も多いのがスタッフの密な連絡、意見の言える職場環境といった、コミュニケーションに関する取り組みである。飲食業界では現場作業が中心となることから、現場で働く従業員とのコミュニケーションを重要視していることが見て取れる。
 

飲食業界全体で労働環境改善に取り組むべし

企業の休日増加についての取り組みを実感する従業員は6割に達している。しかし待遇や仕事の面などにおける満足度はまだまだ低いのが実情である。

休日数を増やすことはもちろん大切ではあるが、それ以外にも労働時間や給与、昇進などの面で取り組むべき課題は多い。飲食業界がより働きやすい環境を目指すためには、こうした課題を1企業だけでなく業界全体として取り組み底上げを図る必要があるだろう。

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