「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!」から、購入はスマホで‐ECサービス利用動向

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは5月31日、2018年4月の日本におけるオンラインショッピングサービスとオークション/フリマサービスの利用状況を発表した。それによると、利用はスマホからが中心で、オンラインショッピングサービスが5,142万人、オークション/フリマサービスが2,749万人となった。

「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!」から、購入はスマホで‐ECサービス利用動向

スマホからの利用が中心になるECサービスの利用

出典:プレスリリース

この調査は、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン ネットビュー)、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン モバイル ネットビュー)のデータをもとにしたもの。上のグラフからもわかるように、2018年4月のECサービスの利用者数の上位3サービスの合計は、スマートフォンからの利用が多く、それぞれオンラインショッピングサービスが5,142万人、オークション/フリマサービスが2,749万人となった。

また、利用時間のシェアをみると、オンラインショッピングサービスとオークション/フリマサービスの利用時間シェアはそれぞれ50%ずつだった。デバイス別にみるとスマートフォンからの利用時間が長く、オンラインショッピングサービスではPCの5倍、オークション/フリマサービスではPCの9倍だった。

「楽天市場」、「アマゾン」、「Yahoo!」がサービス3強

出典:プレスリリース

また、それぞれのECサービスの上位3サービスをみると、オンラインショッピングサービスでは「楽天市場」が57%でトップ。以下、「アマゾン」が56%、「Yahoo! オークション」が36%と続いた。「楽天市場」と「アマゾン」がほぼ同率で並んでいる。

一方、オークション/フリマサービスでは「Yahoo! オークション」がトップで25%、次いで「メルカリ」が23%、「フリル」と統合した「ラクマ」が11%と続いた。「ラクマ」同じフリマサービスの「メルカリ」の約半数でしかない。

今後は、より個人のニーズに合ったコミュニケーションの設計が可能に

出典:プレスリリース

さらに、この調査では、若年層の女性に注目したスマートフォンからからの各ECサービス アクティブリーチ数の調査を行った。その結果が上のグラフである。これをみると、オークション/フリマサービスでは18‐24歳が36%、25-34歳女性が43%と「メルカリ」がもっともリーチが高くなっていた。以下、18‐24歳が「ラクマ」が16%、「Yahoo! オークション」が9%。25-34歳では「Yahoo! オークション」が22%、「ラクマ」が21%と続いた。

オンラインショッピングサービスでは、18‐24歳のトップは「アマゾン」で63%、以下、「楽天市場」49%、「ZOZOTOWN」が25%と続く。一方、25-34歳女性を見ると「楽天市場」と「アマゾン」のリーチがもっとも高くそれぞれ66%だった。また「Yahoo! ショッピング」が34%で3位にランクインした。

この結果について、同社シニアアナリストの高木史朗氏は、次のように述べている。

「オークション/フリマサービスは大きな関心を集めているが、利用者数としてはオンラインショッピングサービスの半数程度である。しかし、利用時間ではほぼ同等のレベルになっている点は重要なポイントだ。これだけ多くの時間が費やされているということは、情報収集する場所としても消費者の購買行動に大きな影響を与えていると考えられる。今後フリマアプリ内での視聴履歴や購入履歴といったデータが活用できるようになれば、より個人のニーズに合ったコミュニケーションの設計が可能になるだろう」。(高木氏)


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