グーグルCEO「AI開発7つの原則」発表まとめ、開発しない技術を提唱するワケ

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グーグルは7日、AI開発を進める際の基準となる7つの原則を発表した。なぜ今この原則を発表したのか、開発しない技術とはなんなのか。それぞれを解説していく。

開発しないAI技術

また、グーグルでは開発しないAI技術を以下のように定めている。

  • 害を引き起こす、または引き起こす可能性が高い技術
  • 人を傷つける、または傷つけることを容易にする目的を持った兵器や技術
  • 国際的な規範に違反する形で情報の収集と利用すること
  • 国際法や人権の原則に反する目的を持つ技術

重大なリスクがあると考えられる場合、そのリスクより利益が上回ると判断できる部分にのみ開発を進め、適切な安全の制約を組み込むという。

軍事利用のためのAIは開発していないが、サイバーセキュリティ、訓練、軍の募集、退役軍人の医療、捜索救助など、政府や軍と協力する必要があるものについて協力を進めていくとのこと。

なぜグーグルは「AI開発原則」を発表したのか?

近年幅広い分野で利用されはじめているAI技術に対して、グーグルの社員から「AI技術を国防総省に提供している」との声があり、社会に与える影響も大きいため、AI技術を扱うリーダー企業としてサンダールピチャイCEO自ら発表することとなった。

今後、AIがどのように開発され、使用されていくのかは、数年間に渡って社会に大きな影響を与えると予測される。