Amazon Pay(アマゾンペイ)がキャッシュレス決済で選ばれる3つの理由

アマゾンジャパンは2018年5月、キャッシュレス決済サービス「Amazon Pay(アマゾンペイ)」に関する利用者意向調査を実施、結果を公表した。Amazon PayはAmazon.co.jpのアカウントを利用することで、Amazon以外のサイトでも決済できるID決済サービス。調査からは、数あるキャッシュレス決済サービスのなかでAmazon Payが選ばれる3つの理由が見えてきた。

Amazon Pay(アマゾンペイ)がキャッシュレス決済で選ばれる3つの理由

拡大するキャッシュレス決済市場

現金を使わないキャッシュレス決済が盛り上がっている。クレジットカードや、Suicaをはじめとする交通系ICカードなど従来から利用されていた手段に加え、QRコード決済を取り入れた各種スマホアプリも急速に拡大中だ。

キャッシュレス決済はEC市場の伸びにも寄与している。矢野経済研究所によると、国内のEC決済サービス市場規模(ECサイト向け決済サービス提供事業者の取扱高ベース)は、2020年度には約11兆7,462億円になると予測。背景には決済代行会社の競争激化があるという。

Amazon Pay(アマゾンペイ)とは

Amazon Payとは、Amazon.co.jpのアカウントで登録している配送先、クレジットカード情報などを、Amazon以外のECサイトでも利用できるID決済サービスである。

2015年5月に日本でのサービスを開始し、2016年4月には公式認定制度「グローバルパートナープログラム」をスタートした。パートナーになると、無料で技術やマーケティングサポートを受けられる。また2016年5月には、ソニーペイメントサービスが提供する「侍カート」においてAmazon Payが標準実装されている。導入事業者数は数千社にものぼるという。

利用者はAmazon Payのどのような点に利便性を感じているのだろうか。日本でのAmazon Payサービス開始から3周年を迎えたことを受け、2018年5月にアマゾンジャパンが発表した調査結果からは、Amazon Payが選ばれる3つの理由が見えてきた。

選ばれる理由1 初めてのサイトでも新たな情報入力がいらない

決済手段にAmazon Payを選ぶ理由として一番多いのは、「初めてのサイトでお買い物をするとき、新たに情報入力しなくても良いから」。次いで「ID・パスワードを覚えているから」であった。

Amazonは先日ニールセンデジタルが発表したECサイトの利用状況調査で、楽天市場と並んでトップを争う状況だ。利用者数が多く、利用頻度が高いAmazonの強みが、決済サービスにも生かされている。

出典:プレスリリース

「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!」から、購入はスマホで‐ECサービス利用動向 | ボクシルマガジン
視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは5月31日、2018年4月の日本におけるオンラインショッピング...

選ばれる理由2 短時間・効率重視の利用者にマッチしている

ECサイトを利用する際に使用しているデバイスについてたずねた設問では、Amazon Pay利用者はスマートフォン、Amazon Pay非利用者はノートパソコンがもっとも多い結果となっている。

ECサイトでの買い物にスマートフォンやタブレットなどを利用する割合は年々増加しており、短時間で効率よく買い物をしたいという傾向も強まっていると考えられる。Amazon Payのような簡単に決済できるしくみは、今後ますます求められていくだろう。

出典:プレスリリース

出典:プレスリリース

選ばれる理由3 利用者の満足度が高い

利用継続意向についての設問では、Amazon Pay利用者のうち、半数を超える64.7%が「今後も決済手段としてAmazon Payを利用したい」と回答しており、クレジットカード決済を抜く結果となっている。

出典:プレスリリース