グーグル「Google Trends」2017年に人々がもっとも検索したのは「how・答え」だった

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グーグルで検索したことがない人は少ないが、「Google Trends」を見たことがない人は意外と多いのではないだろうか。グーグルで検索されたワードの中でも多く検索されたワード、急上昇ワードなどをチェックでき、広告・マーケティング・商品企画などトレンドを意識した仕事をする人にとっては使えるサービスなのだ。今回は「Google Trends」の出している2017年のまとめをおさらいする。
グーグル「Google Trends」2017年に人々がもっとも検索したのは「how・答え」だった

2017年にもっとも検索されたのは「how・答え」

Google Trendsでは、年ごとに検索ワードをまとめてランキング化している。これによると、2017年に世界でもっとも検索されたキーワードは「how・答え」であったという。Google Trendsでは、2017 年の事象をまとめた動画も公開している。

2017年、日本のキーワードランキングは?

それでは、日本の検索キーワードランキングを紹介しよう。

2017年は女性が注目された年

「話題の人」というカテゴリーでは、以下のようなランキングになっている。

1位 小林麻央 2位 松居一代 3位 安室奈美恵 4位 清水富美加 5位トランプ 6位 ブルゾンちえみ 7位 小林麻耶 8位 松野莉奈 9位 須藤凛々花 10位 金正男

検索上位10人中、8人が女性という結果となっている。1位はガンと戦いながらも最後まで賢明に生きる姿を発信し続けた小林麻央氏だった。2018年6月22日に一周忌を迎え、再び検索数が急激に増加した。

また「話題の人」男性カテゴリーでは、トランプ氏、金正男氏に続き、史上最年少で七段昇段を果たした将棋の高校生棋士、藤井聡太氏がランクインしている。

〇〇とは?の答えを知りたいワードは

「〇〇とは」で検索されたキーワードからは、その年の時代背景が見えてくる。

1位 忖度とは 2位 プレミアムフライデーとは 3位 リベラルとは  4位 共謀罪とは 5位 valuとは 6位 jアラートとは 7位 ハンドスピナーとは 8位 溶連菌とは 9位 衆議院解散とは 10位 排他的経済水域とは

2位にランクインした「プレミアムフライデー」は、2017年2月にスタートし話題となった。しかし実際に取り入れる企業は少なく、経済の好循環や働き方改革には、大きな影響を及ぼしていない。こうした背景から、ネットやSNSなどでは、プレミアムフライデーに否定的な意見が多くあふれる結果となっている。

AIスピーカー、ビットコイン、フリマアプリが「比較」された

「比較」というキーワードで一緒に検索されたランキングは以下。

1位 政党 比較 2位 aiスピーカー 比較 3位 ビットコイン 比較 4位 イデコ 比較 5位 ガス 自由化 比較 6位 フリマアプリ 比較 7位 電子タバコ 比較 8位 ネットスーパー 比較 9位 宅配料金 比較 10位 vrゴーグル 比較

2位のAIスピーカーは、市場が急速に拡大している。Google、AmazonやLINEなど大手ベンダーが注力しており、今後ますます普及するとみられている。また4位にランクインした「イデコ」(iDeCo)は、公的年金を補完するために自身で積み立てたお金を自分で運用し、受け取れる制度である。超高齢化時代と言われる中、公的年金だけでは不安を感じる人が多く、自分年金を考える人が増えているようだ。

世界が検索した日本/Japanとは?

最後に、世界の人が検索した「日本」に関するキーワードのランキングをみていこう。

1位 north korea japan(北朝鮮) 2位 trump in japan(トランプ氏) 3位 japan election(選挙) 4位 typhoon lan japan(台風第21号) 5位 japan avalanche (雪崩) 6位 japan serial killer(殺人犯) 7位 what is ronald mcdonald called in japan(ドナルド・マクドナルドはなんて呼ばれている) 8位 podolski japan(ポドルスキ/サッカー選手) 9位 crossing cafe japan(銀座日産/クロッシングカフェ) 10位 kamikatsu japan(上勝町/徳島県)

上位には政治、災害、事件などの話題が中心だが、9位・10位の検索キーワードは明るい話題だ。

9位の銀座日産ギャラリー内にあるCROSSING CAFÉは、インバウンドの拡大とともに、検索数が増加しているとみられる。話題となっているのは、日産のクルマやその場で撮影した写真をカフェラテにプリントできる「MACCHI-ART」で、日本の技術を気軽に感じられる立ち寄り先として人気なのだ。

また10位の「上勝町」は徳島県の人口1700人の小さな町だ。2020年までにゴミをゼロにすると宣言し、話題を呼んでいる。「NPO法人ゼロ・ウェストアカデミー」が運営するゴミ処理場には、毎日町民自らがゴミを持ってきて分別をしており、リサイクルによって得られる町の収入を可視化されている。

ゴミゼロの運動は、田舎だからできるわけではないという。オーストラリアの首都キャンベルも、ゼロウェイストを宣言しており、世界にも広がりつつある。こうした中で日本の小さな町の取り組みが、世界に発信されていることは日本人としては誇らしい。

2018年はどんな話題がランクインするのか?

まもなく2018年は上半期を終える。日本相撲協会の相次ぐ不祥事、コインチェックの流出、平昌オリンピックでの日本選手の活躍、大谷選手のメジャー入り、レスリングのパワハラ騒動、そして大阪地震などさまざまな話題があった。

2018年後半は、明るい話題が多く検索されることを願いたい。