DDoS攻撃対策支援サービス市場、2017年は123億6,000万円規模に

独立系ITコンサルティング・調査会社アイ・ティ・アール(ITR)は6月26日、国内のDDoS攻撃対策支援サービス市場規模推移および予測を発表した。それによると、2017年度の売上金額は123億6,000万円に拡大、2018年度も前年比22.7%増と好調な伸びが見込まれるという。

DDoS攻撃対策支援サービス市場、2017年は123億6,000万円規模に

急増するDDoS攻撃対策支援サービス導入企業

DDoSとは「Distributed Denial of Service 」の略で、あるコンピュータに対して複数のマシンから大量の処理負荷を与えることで機能停止状態へ追い込む、サイバー攻撃の一つだ。現在、企業にとって深刻な脅威になっている。そして、この対策のために、さまざま支援サービスが登場している。

出典:プレスリリース

ITRの今回の調査では、国内DDoS攻撃対策支援サービス市場の2017年度の売上金額は前年度比28.9%増123億6,000万円と急拡大した。

この拡大の背景には、史上最大規模のDDoS攻撃マルウェア「Mirai」や平昌五輪を狙った攻撃などが発生したことがあるという。このため、国内でも同サービスを導入し、ネットワークシステムの負荷を回避し、安定したWebサービスを実現しようとする企業が増加しているのだ。

また、この市場は、これまでDDoS対策アプライアンスの運用監視が中心だった。しかし、現在では、DDoS対策クラウドサービスの運用監視も立ち上がっている。これらにより市場は今後も拡大を続け、2018年度も同22.7%増と引き続き好調な伸びが見込まれると予想している。