「副業は収入を増やすため」月3~5万円のリアルな事情

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総合求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するディップは6月25日、ユーザーに対して行った副業についてのアンケート結果を公表した。これによると、副業(Wワーク・掛け持ち)経験者は5割以上いたものの、収入は「1~5万円未満」が6割。副業での稼ぎはあくまでも少額のお小遣い程度、という人が多いことがわかった。
「副業は収入を増やすため」月3~5万円のリアルな事情

政府が1月に副業解禁の方針を打ち出してから半年が過ぎ、広がりを見せつつある副業。ランサーズの発表によると、すでに副業フリーランスとして働く人口は744万人、経済規模は7兆8280億円に成長しているという。

副業には自分の能力をいかせる、人脈が広がるなどさまざまなメリットがあるといわれている中、はたらこねっとの副業調査では、どんなリアルな実態が見えるのだろうか。

同調査はディップが2018年2月~3月、はたらこねっとユーザーに対しインターネットでアンケートをし、1,334名の回答を得たものである。以下、結果を紹介しよう。

副業する理由は「生活費の足しにするため」が最多

アンケ―トでは、以下のような結果がでている。

●「副業(Wワーク・掛け持ち)をしたことがある」56%

●副業の理由「生活費の足しにするため」40%

プレスリリースより

●副業をしない理由は「本業で忙しくて時間がない」17%が最多

●副業経験者の本業は「パート・アルバイト」33%、「派遣」32%と非正規雇用の人が多い

●副業の職種は「飲食・接客」30%が最多、副業での収入金額は「3~5万円未満」31%、次いで「1~3万円未満」が29%

この調査結果では、多くの人が副業をする理由は「お金」であることがはっきりとわかる結果になった。生活費の足し、自由なお金が欲しい、将来の貯金など合わせて65%の人が収入が目的であると回答している。

しかし実際の収入金額は5万円未満の人が50%以上である。副業だから少しでも足しになると考えるか、副業してるのにそれだけ、と考えるか。それは人の価値観による話だが、そもそもの目的が収入を増やすことであるならば、本業以外の時間を割いているにも関わらずあまり成果が出ないと、長くは続かない可能性もある。

「どんな副業をするか?」ではなく、「行きたい人生にどんな仕事が必要か?」

Beyondで6月20日に紹介した、産業能率大学の「2018年度 新入社員の会社生活調査」結果によると、新入社員の約6割が副業したいと回答したという。

「自分に合った働き方」を模索するのは、もはや当たり前になりつつある時代。パラレルワークなど、本業をひとつと決めず、同時進行しながら働く人もでてきている。どんな働き方で、どのくらいの収入を得て、自分がどんな生活を送りたいのか。

副業を検討する際、「どんな副業をしようか」ではなく、まずは「人生をどう生きたいのか?」という大きな問いから逆算し、具体的なプランに落とし込んでいく方法で考えてみてはどうだろうか。

自分のプランに沿う仕事が、もしかしたら今のあなたに必要な「副業」かもしれない。