キャッシュレス化で、現金決済コストはこんなに削減できる

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経済産業省は7月3日、産学官からなる「キャッシュレス推進協議会」を立ち上げた。今回は、野村総研のキャッシュレス化のレポートなどから日本の現状を読み解くととともに、ヤフー、LINE、Amazon Payなどの大手のキャッシュレス決済の動向について解説する。

Yahoo! はバーコード決済サービス「コード支払い」

今回の「キャッシュレス推進協議会」立ち上げのみならず、民間の大手企業によるキャッシュレス決済への取り組みが進められている。ここから各社の動向をみていく。

出典:プレスリリース

Yahoo! は6月からバーコードを使った実店舗でのスマホ決済機能「コード支払い」の提供を開始。これは、同社が提供している「Yahoo! JAPAN」アプリ上で、バーコード(1次元バーコード、QRコード)を表示し、店舗の端末やレジに提示することで決済できるという消費者提示型のバーコード決済サービスだ。

ユーザーは、クレジットカードとコンビニエンスストアや銀行口座などからチャージした「Yahoo!マネー」(電子マネー)の2種類、支払い方法を選択できる。使用方法は、「ヤフーのマーク」がある店で、口頭で使用を伝えて「Yahoo! JAPAN」アプリにユーザー専用のバーコードを提示するだけ。また、支払い金額に応じて200円(税込)につき1ポイントのTポイントがたまるという。

また、今秋には店舗側が提示するQRコードを、ユーザーが「Yahoo! JAPAN」アプリで読み取って決済する店舗提示型の「読み取り支払い」の提供を開始する予定だ。

月間流通総額が約1,300億円を突破したLINE Pay

続いてはLINEである。同社は6月にカンファレンス「LINE CONFERENCE 2018」を開催した。そこで、LINE Payをはじめとした同社のFinTechの取り組みについて紹介している。

それによると、LINE Payは、グローバルの月間流通総額が約1,300億円を突破したという。2018年の送金件数は前年比2.8倍、決済額は同2.5倍、QRコード決済は同11倍に増加したとしている。

また、金融サービスを手がけるLINE Financialの設立をはじめ、テーマ型投資サービスのFOLIOとの提携、野村證券との証券サービスの提供、損保ジャパン日本興亜との損害保険サービスの提供も発表している。

さらに、LINE Pay COOの長福久弘氏によると、QRコード決済の利用を推進するため、8月から最大5%のポイント還元を実施するという。

最短2クリックで買い物が完了する「Amazon Pay」

Amazon は、スマホによる決済サービス「Amazon Pay」を展開中である。これはAmazon以外のサイトでも、Amazonアカウントで決済できるというサービスだ。Amazonアカウントに登録された配送先とクレジットカード情報を利用するため、最短2クリックで買い物が完了するのが特徴だ。

つまり、一度でもAmazonで購入したことがあれば、すぐに利用できるサービスである。また、セキュリティ面にも気を配っており、どのサイトにもクレジットカード情報がわたることなく安全に利用できるという。

2019.10.19 追記

「100億円あげちゃうキャンペーン」が話題になった「PayPay」

ソフトバンクとZホールディングス(旧ヤフー)の合同出資でPayPayは運営されている。「100億円あげちゃうキャンペーン」をはじめとした多くのキャンペーンにより利用者数や知名度が急上昇している。スマートフォンに表示されたバーコードを提示すれば支払いができ、簡単かつスピーディに決済可能(その他決済方法あり)。

大手コンビニや総合スーパー、ドラッグストア、飲食店など300以上のチェーン店が加盟しており汎用性は高い。期間限定のキャンペーンが多かったり、最短1分・無料で登録できたりするのも利用者が多い要因だろう。

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