SDGs推進へ NTTデータとタッグで静岡市が目指す地域開発とは?

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NTTデータ経営研究所は7月20日、静岡市内のSDGs普及拡大を目指し「SDGs×静岡市×メディア プロジェクト」を発足したと発表した。持続可能な開発目標であるSDGsを地域開発に取り入れるためには何が必要なのか。今後、SDGsの理解や普及を促進するためのメディアミーティングを2018年度内に複数回開催するという。
SDGs推進へ NTTデータとタッグで静岡市が目指す地域開発とは?

「持続可能な開発目標」SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」のことである。具体的には、国際社会全体の目標として、2030年を期限とする包括的な 17のゴールを設定している。

ここでは、先進国、途上国、民間企業、NGO、有識者といったすべての関係者の役割を重視し、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すと約束している。日本政府もこのSDGs導入推進に注力しており、大手企業でも事業計画にSDGsを取り入れるなどの動きが広がっている。

静岡市とNTTデータがタッグを組んだ新しい取り組み

静岡市は今年度から同市の5大構想にSDGsを盛り込んだ。6月には、内閣府からSDGs未来都市の認定を受けている。

出典:静岡市HPより

一方、企業ではNTTデータが本格的に取り組んでいる。同社は、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)とSDGの達成に向けた「SDGsグローバルスタートアッププログラム事業」を協業するなど、その取り組みには力を入れている。

しかし、今回、静岡市のSDGsに関するアンケート調査結果(市政アンケートモニター)によると、SDGsを認知しているのは1割程度であったという。このため、静岡市ではSDGs普及の拡大を目指し、SDGs関連のコンサルティングを手がけるNTTデータ経営研究所とタッグを組み、静岡市において「SDGs×静岡市×メディア プロジェクト」を実施することになった。

同プロジェクトの具体的な活動としては、8月から、全メディアで業務別の小規模グループをそれぞれ形成し、グループミーティングを開催する。たとえば、経営企画担当、総務担当、報道担当、営業担当といったグループ内で、SDGsそのものの理解や、普及拡大への意識共有、そして今後のアウトプットに至るまで、対話と議論を進めていく方針だという。

またこのミーティングは、2018年度内に複数回開催される。静岡から、地方を活性化させる新しいSDGsモデルが生まれ、同市が目指す「オンリーワンのまち」になれるのか。成果に期待したい。