サイボウズ 小学生のプログラミング教育用に「kintone」を提供

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サイボウズは7月24日、特定非営利活動法人みんなのコードと共同で、自社ビジネスクラウドサービス「kintone(キントーン)」を使用した小学4年生の国語・理科のプログラミング教育指導案の提供を開始したと発表した。
サイボウズ 小学生のプログラミング教育用に「kintone」を提供

2020年から必修化するプログラミング教育

2020年度から小学校の新学習指導要領が全面実施され、「プログラミング教育」の必修化が決定した。これは、小学生の論理的な思考力、つまり、プログラミング的思考力を育てるという目的だ。

イギリスでは2013年にすでに5~16歳の「プログラミング」カリキュラムを導入しており、世界各国でもその流れは必然のものとなっている。

全国各地の小学校では、必修化に向けた準備が進められているという。初めての試みであるため、手探りの状態でなかなか進んでいないのが現状のようだ。

サイボウズが考えるプログラミング教育とは

同社は、「プログラミング教育」について、必ずしもプログラミング言語によるコーディングなどができるようにするというものではなく「論理的な思考力を育てる」ことが目的と考えているという。

また、そもそも教える先生が円滑な授業を実施できなくては、必修化しても効果は得られない。そこで、開発の知識がなくても利用しやすいサービスとして「kintone」を提供することとなった。

「kintone」とは、それぞれの業務に合わせたシステムを、だれでも簡単に作成できるクラウドサービスだ。業務アプリを作成し、チーム内で共有して使える。またSNSとしての機能も備えているため、スピーディーに情報共有ができるという。

今回、この「kintone」をプログラミング教育用に提供し、小学生がアプリを開発していく過程で、物事の「原因と結果」を知り、論理的思考力を身につけてもらうことが狙いだ。

7月24日から配布を開始しており、まずは小学校4年生の国語と理科について、30日間無料お試しライセンスを提供しているという。

また、同社では、栃木県小山市立城北小学校で、4学年の国語にて同教育指導案とkintoneを活用した全4回の授業を実施した。今後も「kintone」を活用し、小学校指導者を対象とした教育指導案の作成を行う全3回の研修を実施する予定だ。