2019年卒採用で金融系は充足率高く、サービス業は危機感

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ディスコは、2019年卒者の採用活動状況、2020年卒者の採用活動予定について調査し、7月27日にその結果を発表した。それによると、2019年卒採用については早期化が進むものの内定充足率は昨年並みであることがわかった。
2019年卒採用で金融系は充足率高く、サービス業は危機感

内定出しは「4月下旬」と「6月上旬」がピークに

この調査は、全国の主要企業17,484社を対象に、6月25日~7月3日にかけて行われた。有効回答は1,329社だった。

出典:プレスリリース

まず、2019年3月卒業予定者の採用活動の開始時期については、自社セミナー、ES受付、筆記試験ともに開始時期は「3月上旬」が最多だった。面接開始は「2月以前~3月」が増え、早期化が進行している。内定出しは「4月下旬」と「6月上旬」がピークになることがわかった。

次に、学生の反応(2018年卒採用との比較)については、エントリー、選考応募者のいずれも「減った」と答えた企業が多かった。また、選考途中辞退・内定辞退ともに、前年より増加傾向にある。

学生に対する満足度については、学生への満足度は、「量」に対する不満が目立ったという。また、「学生の二極化が進んだ」が67.6%もあった。

出典:プレスリリース

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選考終了状況と内定者充足率については、採用選考を「終了した」が26.4%だった。また、充足率の平均は60.6%となった。後半戦に「危機感がある」企業は83.0%と8割を超えた。

インターンシップ実施状況と効果については、実施企業の7割強(74.1%)が採用活動への効果を実感しているようだ。「母集団形成への効果」が最多だった。今年度の受け入れ人数「増やす」が50.4%過半数を占め、「インターンシップは採用の一手法として重要」が80.4%と8割を超えた。

出典:プレスリリース

2020年卒業予定者の採用計画については、採用数「増加」が15.3%、「減少」が4.9%となった。引き続き拡大傾向にあることがわかった。また、予算は「増加」が23.7%だった。そして、3月より前の企業広報活動については「実施する」が93.1%にも上った。

このように、多くの企業が早期から積極的に学生へのアプローチする姿勢がうかがえた。しかしながら、 内定充足率は昨年並みであり、採用計画については、企業はもう一工夫必要であろう。