VRで不動産業界に革命、スマホで完成する家づくりとは?

マイホーム購入サービスを提供しているジブンハウスは、7月31日から不動産業界に「VR制作サービス」の本格提供を開始した。スマホを利用したユーザーはリアリティの高い内覧で、場所や時間を選ばない家探しが可能になるという。

VRで不動産業界に革命、スマホで完成する家づくりとは?

非効率が多いといわれる不動産探し

物件を探す際、インターネットを利用する人は6割を超えているといわれる。しかしネットで良い物件をみつけても、内覧をする際にはまず代理店に足を運ばなくてはならず、複数の物件を内覧するとなれば、何日もまたぐケースも少なくない。

同社によれば、この「VR内覧サービス」提供に至る背景には、ユーザー世帯の変化があるという。共働き世帯が増え、夫婦そろって住宅展示場を回る「従来型の家探し」には時間がとれない人が増えた。すきま時間を使って家探・家づくりをするというニーズが、高まっているのだ。

また、住宅購入層の7割がスマホで情報収集するといわれており、新しい形の家づくりがユーザー求められているという。

リアリティの高い「VR内覧技術」

ジブンハウスは2018年3月から日本ユニシスと連携し、バーチャル住宅展示場「MY HOME MARKET」を展開しており、7月31日より、VR内覧技術の提供に本格的に乗り出した。

このVR内覧技術では、フローリングや照明、家具など、素材感までをリアルに再現するという。360°VRパノラマで、部屋の隅々までを見られるため、実際にVR内覧だけで購入した人もいるという。

図面だけではイメージしにくい部分や、違う間取り、内装などより自分に合う家づくりが可能になる。

膨大な販売コストの削減にもつながる

またこれは販売店にとってもメリットが大きい。モデルルーム、モデルハウスの設営や運営など、内覧には非常に大きなコストがかかっていたという。

また、実際のモデルルームの場合は、他の間取りを試すことは困難だが、VRならば1タップでプランの切り替えができるのだ。

ユーザーと販売店双方のメリットは大きく、これがあれば、コストのかかる住宅展示場は必要ない。また、販売にかかるコストや時間を削減できれば、不動産業界に関わる人の働き方も変化するだろう。