メルカリが新メディア「merpoli」で政治や社会課題へ切り込む

メルカリは8月1日、メルカリ・メルペイなどメルカリグループの政策企画分野の情報発信媒体として「merpoli」を立ち上げたことを発表した。社会的な課題解決や経済成長への貢献のため、業界の最新トレンドや動向などについてをこの媒体で発信していくという。

メルカリが新メディア「merpoli」で政治や社会課題へ切り込む

フリマアプリは4,835億円の巨大市場を形成

経産省が2018年4月に公表した「電子商取引に関する市場調査について」によると、フリマアプリの市場規模は4,835億円。前年比はなんと58.4%増の急成長である。

また、フリマアプリは、消費者にさまざまな変容をもたらしている。フリマアプリで売るために、ものを大事に使う。まだ使えるものは修理に出して出品する。郵送のために郵便局を利用する機会が増え、100円ショップでは梱包資材が売れ、クリーニングを出す人も増えた。

メルカリによれば、こうしたフリマアプリ利用前後の周辺サービス市場への経済効果は、最大で年間約752億円にもなるという。

もはやフリマアプリは、「ひとつのサービス」ではなく、ひとつの産業としてのポジションを獲得しようとしている。

そしてこの成長をけん引してきたのが、6月に上場を果たしたメルカリだ。市場の成長とともに、メルカリはより大きなところへ向かい歩みだした。

新メディア「merpoli」で目指すものとは

同社が8月1日に発表したリリースによれば、「merpoli」は政策企画媒体と称されている。上場を果たし、これまで以上に社会的な役割を担うべきだという考えのもと、このメディアで社会課題の解決、経済成長に役立つ情報を発信していくという。

具体的には、各分野のオピニオンリーダーと連携し、業界を取り巻く最新のトレンドや今後の展望。さらには政治、行政、業界への積極的な働きかけなどについても配信していく予定だ。

また同社は、以下のようにコメントしている。

「これからの社会課題の解決においては、これまで担ってきた政治・行政分野だけでなく、我々のような民間企業も含め、分野を超えた公民連携が大きな課題であると考えています。」

巨大市場を背負い、本気で日本の社会問題と経済成長に取り組みはじめたメルカリ。業界をけん引するリーダーとして、ますますその存在感を強めていくだろう。