LINE（ライン）の電話番号ログインとは？
すでに多くの人が日常的に利用しているLINEですが、アップデートを重ねて、さまざまな方法でアカウント作成可能になりました。
この記事では、スマホがなくてもLINEアカウントを作成、ログインできる電話番号ログイン機能について解説します。
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PC版LINEに電話番号でログインする方法
PC（パソコン）版LINEでは、スマホの電話番号を使わずに新規でアカウントを登録する方法があります。それが「電話番号ログイン」です。
SMS受信か通話ができることが条件ですが、スマホを所持していなくてもLINEが利用可能になります。つまり、ガラケーや固定電話の電話番号でLINEアカウントを登録できるのです。
PC版のLINEにログインする手順は次のとおりです。
- PC版LINEをインストールする
- 新規登録から電話番号を入力する
- SMS認証か通話認証を選択してパスワード入力する
- 名前やパスワードなど設定事項を入力する
PC版LINEの登録方法や使い方は、次の記事でも詳しく解説しています。
1.PC版LINEをインストール
まず、公式サイトからPC版LINEをインストールします。
Windowsをはじめ、Mac環境やChromeなど、自分の環境に合ったものをダウンロードしましょう。以下では代表的なWindows環境でのアカウント登録手順を解説します。
ダウンロードしたLINEを起動し、登録を開始します。
利用規約に「同意する」をクリックし、手順にしたがってインストールを開始してください。
インストールが完了しました。
2.新規登録から電話番号入力
インストールが完了し、PC版のLINEが起動したら「新規登録」を選択します。
登録した電話番号を入力し「次へ」をクリックします。SMSの受信や通話が可能ならばガラケーや固定電話でもOKです。
3.流れてくる4桁のパスワード入力
SMSが利用できる場合はスマホ版と同じ流れになりますが、固定電話などではSMSが使えないので「通話による認証」を選択しましょう。「確認」をクリックすると登録した電話番号宛てに自動音声で認証番号を知らせる着信があるので、確認して入力します。
4.設定事項の入力
続いて、LINEにログインするためのパスワードの設定を行い、さらに名前を登録してください。電話番号から意図しない友だち追加を防ぐためには「友だちへの追加を許可」のチェックをオフにしておきます。
メールアドレスの登録をしておくと、スマホやタブレットからでも同じアカウントでLINEを利用できます。このあたりは後からでも設定できるので、スキップしても構いません。
これでPCからのアカウント登録が完了し、LINEが利用可能になります。
電話番号ログインの注意点
PC版LINEの電話番号ログインは便利な機能ですが、一方で注意すべき点もあります。
同じ電話番号で複数アカウントは作成できない
LINEは原則として、同じ電話番号で複数のアカウントを所持するのを禁止しています。
そのため、PC版LINEからすでにスマホ版で利用している電話番号を用いてアカウントを作成しようとすると、自分によるLINEアカウントの乗っ取り状態とみなされます。
具体的には、新規登録のプロセスで次のようなアラートが表示されます。このまま電話番号で新規登録を進めると、LINE情報がすべてリセットされてしまうので注意しましょう。
第三者にLINEアカウントを知られるリスクがある
固定電話の場合、LINEの「友だちへの追加を許可」がオンになっていると、相手に「友だちかも」という通知されることがあります。
電話番号を登録している知らない第三者のスマホがLINEを利用していた場合に起こる現象なので、基本的にはオフにしておく方が安全でしょう。
電話番号ログインが失敗する原因とは
環境によっては、電話番号ログインが失敗することがあります。その原因について解説します。
スマホ版のLINEアカウントのパスワードを入力している
すでにスマホ版でLINEのアカウントをもっている場合は、パスワードを間違えて入力している可能性があります。
PC版LINEを始めようとすると、電話番号でログインというボタンがあり、これをクリックすると電話番号とパスワードを入力する画面に変わります。
ここに、スマホ版でLINEアカウントを作ったときのパスワードを入れてもログインできないので注意が必要です。
適当な電話番号を入力
適当な電話番号を入力することで、新しいアカウントを作ろうとする人もいるかもしれません。
しかし、適当に電話番号を入力してアカウントを作成しようとしても、以下のようなエラーが出るか、あるいは「電話番号またはパスワードが間違っているか、電話番号が登録されていません」と表示され登録できません。自分の電話番号を登録しなければならないので注意が必要です。
LINEで電話番号を登録する注意点とリスク
LINEを利用するにあたって電話番号を登録している方は多いでしょう。プライバシー保護やデータ保護の観点で、電話番号を利用する際の注意点を解説します。
電話番号によるデータの引継ぎが重要
スマホの機種変更や故障などによって、利用していたLINEのデータが消えてしまった人は多いでしょう。この事態を防ぐには、適切な手続きでLINEのデータを引き継がなければなりません。
電話番号が同じならLINEのアカウントを引き継げると思っている人が多いようですが、この方法ではアカウントを引き継げません。
電話番号は解約後一定期間の後に違う人に割り当てられるので、この方法でアカウントの引継ぎが可能になると、前の電話番号の持ち主のアカウントを引き継げるようになり、乗っ取りなどの危険が高まるからです。そのため、電話番号だけではなくメールアドレスとパスワードの設定が求められています。
電話番号で友だち登録の注意点
LINEで友だち登録する方法としては「QRコード」「ふるふる」「ID検索」を使うやり方があり、現在はさらに電話番号を入力することで友だちの追加ができます。
ただし、この方法には年齢制限があり、18歳以上のユーザーのみ利用できる方法となっています。
なお、電話番号による友だち検索には回数制限があり、連続で5回検索を行うと一時的に利用できなくなります。このあたりは無作為な番号検索によるメッセージ送付などの迷惑行為を防ぐ目的です。
また、検索対象となるのは「友だちへの追加を許可」を有効にしているユーザーのみです。検索されたくない場合は設定をオフにしておきましょう。
電話番号を悪用される恐れも
もしLINEで電話番号を聞かれることがあれば、悪用される可能性があるので特に注意しましょう。
実際に電話番号を聞かれ、その後SMSを教えてしまったために、LINEのアカウントを乗っ取られてしまった事件も起こっています。
具体的には、トーク上で相手の携帯番号とともに、4桁の認証番号を聞き出すケースが多く、安易に教えてしまうと詐欺行為などを行うLINEアカウントが作られてしまう可能性があります。安全にLINEを利用するためにも電話番号の扱いには十分注意しましょう。
LINEの電話番号ログインを正しく理解、安全に利用しよう
電話番号を使ったLINEのアカウント登録について解説してきました。今ではガラケーや固定電話から電話番号を使ってLINEアカウントの作成が可能になっています。
便利な方法ではあるものの、データの引継ぎや友だち登録、電話番号の悪用といったリスクもあります。危険性をしっかりと認識して安全にLINEを利用しましょう。
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