食品ロス対策の「TABETE」が増資を発表、NOW家入氏も支援へ

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フードシェアリングサービス「TABETE」を展開するコークッキングは8月10日、Social Entrepreneur2投資事業有限責任組合、伊藤忠テクノソリューションズ、SFCフォーラムファンド、NOW、その他エンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資を実施したと発表した。食品ロスという社会課題に真っ向から立ち向かう「TABETE」のサービスについて紹介する。
食品ロス対策の「TABETE」が増資を発表、NOW家入氏も支援へ

フードシェアリングサービス「TABETE」とは

2017年に環境省が発表したデータによると、平成26年度における食品廃棄物などは約2,775万トン。さらに本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品(食品ロス)は年間約621万トンにのぼるという。

社会的な課題となっているこの問題を、フードシェアリングサービスで解決しようとするのが
TABETEである。

TABETEは、飲食店や惣菜店などで出てしまう余剰分をユーザーとマッチングし、最後まで売りきる・食べきることを応援するプラットフォームだ。「フードシェアリング」と呼ばれるこのしくみは、欧州などでは広く浸透しているが、国内では初となるサービスである。

このシステムにより、店舗側は、閉店間際や商品の入れ替え時間などに発生しがちな、まだ新鮮だがオペレーション上廃棄せざるを得ない食事の情報を、任意の価格と引取期限を設けて簡単に掲載できる。

一方、ユーザー側は自分の近くの店からのSOS情報を発見し、食事をWeb決済で簡単に購入。そして、引き取り期限までにその店舗に行けば、食事を受け取れるという仕組みだ。

出典:プレスリリース

NOWの家入氏も支援、社会課題解決へ

今回の増資は次の6社を引受先として実施した。また、SFCフォーラムファンドに関してはコークッキングが投資先第1号案件となるという。

・Social Entrepreneur2投資事業有限責任組合
・伊藤忠テクノソリューションズ
・SFCフォーラムファンド
・NOW
・オプティマ・ベンチャーズ
・222パートナーシップ

NOWの代表家入氏は、以下のようにコメントしている。

「なんと世界で作られてる食べ物の1/3が廃棄(フードロス)されているそうです。僕自身も飲食店を経営してたりもするので強く思うのですが、フードロスは社会的にも、経営的にも、そしていち人間としても、心がとても痛いものなのです。飲食店の、そして社会の課題であるフードロス解決にTABETEを通じて取り組むCoCookingに強く共感し、応援させていただくことになりました!」(家入氏)