CEDEC2018開幕!日本最大級の開発者カンファレンスに熱視線

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コンピュータエンターテインメント協会が開催する、日本最大級のコンピューターエンターテインメント開発者カンファレンス「CEDEC(セデック)2018」が8月22日(水)~24日(金)まで、パシフィコ横浜会議センターで開催される。今年で20回目を迎える同イベントの2018テーマは「空想は現実になる」で、20年前には夢物語だと思われていたVRやAR、AIなどを駆使した技術の紹介や、コンテストなどが行われる。
CEDEC2018開幕!日本最大級の開発者カンファレンスに熱視線

CEDEC2018が開幕

日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス(CEDEC=セデック)2018」が、22日(水)より開幕した。

今年で20回目をむかえるCEDECは、1999年の東京ゲームショウの共催イベントで、開発者向けの勉強会としてはじまったという。

24日(金)までの開催で、初日となる22日(水)には任天堂代表取締役フェローの宮本 茂氏が登壇した。また他にも、「深層学習によるロボット動作の予測・模倣学習」「世界初のゲーム業界用パブリックブロックチェーン技術MagnaChainの紹介」「ビデオゲーム制作における人工知能」など、興味深い各種セッションが行われる予定だ。

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「空想は現実になる」という2018のキ―ワードのもと、開発者の交流やコミニティ形成、最先端技術の紹介などが目白押しだ。

国内ゲーム市場は2017年1兆5,000億円超え

「ファミ通ゲーム白書2018」によると、2017年国内のゲーム市場規模は過去最高の1兆5,000億円を超えた。そのゲーム市場の中でもそのほとんどを占めるのがゲームアプリで、2017年は前年比9.2%増となる1兆580億円であった。

CEDECでも、毎年「CESAゲーム開発技術ロードマップ」を公開しており、エンジニアリング分野プロダクション分野ビジュアル・アーツ分野サウンド分野ゲームデザイン分野の5分野についてまとめられている。

このロードマップは、あえて網羅的な技術解説ではなく、重要度の高いトピックに絞って表記されている。開発者がここをヒントに、自分で理解し勉強する、議論するなどの行動を起こすことを目的としており、1ジャンルあたりA4用紙1枚程度にまとめられている。

ゲーム開発者の働き方調査も公開

またCEDEC運営員会では、開幕にあたり21日に「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査2018」を発表している。

結果概要は以下のとおり

●開発者の年齢層は35歳以下が5割を超える
●最終学歴は大卒41.0%、専門学校卒37.2%が上位
●ゲーム開発は男女の別なく活躍できる職種であることが鮮明になり、男性はエンジニア系、女性はアーティスト系が活躍の中心。就業時間、上司や同僚からの支援、自身の仕事のコントロール度や勤務形態にも大きな男女差はなし

また、調査の中では働き方に関し、「フレックスタイム制度」をもとめる男性が31%、女性が37%、「在宅勤務制度」を希望する男性が51%、女性が55%とほぼ近い割合であったことも明らかになっている。

急成長する比較的新しい業界であるがゆえに、働く環境整備や人材育成のシステムはまだまだ確立されていない。だからこそ、古い業界の常識を突き破るような、柔軟な働き方や人材育成、雇用を生むのは容易な業界でもあるだろう。

CEDECに集う優秀な開発者たちが、ゲーム業界を盛り上げ、日本全体の経済をけん引することに期待しよう。