EdTech推進へ、経産省「未来の教室 」 サイトがオープン

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経済産業省は8月27日、実証プロジェクト群の進捗状況や、学校・学習塾・個人学習で使える国内・世界のEdTechの最新動向などを広く情報発信するため「未来の教室 Learning Innovation」ポータルサイトをオープンした。
EdTech推進へ、経産省「未来の教室 」 サイトがオープン

経済産業省が推進する「未来の教室」実証事業とは

経済産業省では、効率的な知識習得と創造的な課題発見・解決能力育成を両立する新たな学習プログラムの開発・実証を進めており、「未来の教室」実証事業と名付けている。

具体的には、EdTech・個別最適化・文理融合(STEAM)・社会課題解決の4つをキーワードに、人がAIと共存していく社会で必要となる能力を「創造的な課題発見・解決力」(チェンジ・メーカーの資質)と定義している。そしてその能力を手にするため「学びの社会システム」の構築を目的としている。

ポータルサイトでは、教育・EdTech事業者や学校関係者に留まらず、国内のあらゆる人に対し、実証プロジェクト群の進捗と課題・展望を紹介する。それとともに、学校や学習塾や家庭学習の場面でのEdTech活用に役立つ最新動向なども随時発信していく方針だ。

EdTechの利用・調達をサポート、最新情報の紹介も

具体的には、1.実証プロジェクト群の最新情報を発信、2.公募関連ニュースの公開、学校・学習塾・個人学習向けEdTechデータベースの構築の3つを柱にサイトを運営する。

まず、実証プロジェクト群の最新情報を発信については、第1次公募を通じて実証事業採択を行い、7月より全国各地のさまざまなフィールドでの実証を開始している。ここでは、8月27日から公募を開始した第2次公募で今後採択していくプロジェクトも含め、実証プロジェクト群の進捗と見通しについて最新情報を紹介する。

出典:経済産業省「未来の教室 Learning Innovation」サイトより

公募関連ニュースの公開については、実証事業の公募情報や関連イベント情報などについても、情報を掲載し、情報発信窓口を一元化する。

また、学校・学習塾・個人学習向けEdTechデータベースの構築については、EdTechの利用・調達をサポートする機能として、国内外のさまざまなEdTechに関する情報をカテゴリごとに整理して掲載・随時追加する。これは、対象レベル、用途、教科タイプ、料金体系別などに基づき、ニーズに応じた検索が可能だ。

出典:経済産業省「未来の教室 Learning Innovation」サイトより

発信ははじまったばかりだが、今後単なる情報発信にとどまらず、双方向での積極的なコミュニケーションで、官民一体となったイノベーションが生まれるか。注目したい。