1位はグーグル「辞めたけど良い会社ランキング2018」をVorkersが発表

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Vorkersは9月18日、同社が運営する就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」に寄せられる会社評価レポートから集計し「辞めたけど良い会社ランキング2018」を発表した。働き方改革は進んでいるものの、いまだブラックな組織体質、人間関係のストレス、福利厚生の不満など、転職する理由にはネガティブな意見も少なくない。しかし一方で、「辞めたけれども良い会社だった」といわれる企業には、一体どんな特徴があるのだろうか。同調査結果を紹介する。
1位はグーグル「辞めたけど良い会社ランキング2018」をVorkersが発表

社員・元社員の生の声「Vorkers」とは

「Vorkers」とは、就職・転職の参考になる企業情報を、社員や元社員などの評価により共有するサイトである。評価スコア630万件以上が蓄積されており、会員数は約245万人(2018年9月現在)だ。

同社は、社員の生の声を共有することで、企業の実情をオープンにし、社員を大切にする企業が評価される雇用環境を目指しているという。

そのVorkersがこのたび発表した調査が、「辞めたけど良い会社ランキング2018」である。

働き方改革で長時間労働是正、休暇取得促進など、制度改革は浸透しつつある。しかし実際に働いている社員が「良い会社」と感じるポイントは、制度だけではないはずだ。

そして辞めた元社員が選ぶとなれば、会社への評価はさらに「リアル」な声になるだろう。上位に選ばれた企業の特徴とは?

1位のGoogle、居心地が良すぎるのが辞めた理由?

ランキングは以下のとおり。

出典:Vorkers「辞めたけど良い会社ランキング2018」

同社によれば、1位のGoogleの退職理由の多くに、その職場環境の良さがあるという。

「挑戦することをいつのまにか忘れてしまう状況に気づいた」「あまりに恵まれすぎていてハングリー精神を忘れる」などの口コミもあり、環境の良さに甘んじることなくチャレンジングな場所を求める、ハングリー精神の強い人材が多い会社だと同社は分析している。

キャリア自律意識の高い人材が多い企業がランクイン

退職者に評価される企業の特徴はどこにあるのか。同社の分析によれば、その共通点は会社に頼らない「自律意識の高い人材」が多いという点だという。

退職した企業を評価している多くの人が、入社理由で自身の成長機会のために会社を活用しようとする姿勢を見せたという。

上位4社は外資系であるが、5位にランクインした日本企業「リクルート」もまた、社員の卒業を後押しすることで有名な会社だ。社員は自身のキャリアアップのために会社を利用し、会社もまたリクルート出身者が社会で名をあげることで、ブランド価値を高めていくのだ。

会社側が自律や成長へ意識の高い人材を採用し、それが会社の社風となる。その噂を聞いた同じく成長意識の高い人が、また応募する。成長意識の高い人材が集まる好循環だ。

また、このランキングに入っている企業は、少なくとも「ネガティブな理由で辞めた人が少ない企業」だとも考えられるだろう。こうしたランキングは、会社選びのための参考にはなる。

しかし、一般的に良い会社と言われる会社が自分に合う会社とは限らない。大事なのは、自分がどのように働きたいか、キャリアをどう描きたいかに、会社がマッチしているかどうかをよく見極めることである。