ヤフオク!が無人の発送受付スタート「オープン型宅配便ロッカー・PUDO」

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ヤフーとヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は9月19日、ヤフーが提供するネットオークション「ヤフオク!」で、商品をオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステ一ション」から発送できるサービスを開始した。ヤフオク!はオークション・フリマアプリの部門における利用者数1位であるが、メルカリも僅差で迫っている。無人ロッカーで24時間365日発送可能という利便性を武器に、さらなる利用者拡大を目指す。
ヤフオク!が無人の発送受付スタート「オープン型宅配便ロッカー・PUDO」

1位を争うメルカリに差をつけられるか

国内のEコマース市場は拡大を続けている。利用者数で見ると、ショッピングはAmazon、楽天が2強。オークション・フリマアプリはヤフオクが1位で、僅差で2位のメルカリとなっている。

現在は首位をキープしているヤフオクだが、6月に上場を果たしたメルカリの勢いは止まらない。世代でみると、18歳~24歳の若い世代では、すでにヤフオクはメルカリに抜かれている状況だ。

そんな中、ヤフーはヤフオクでの発送サービスをより手軽に行える新しいサービスをリリースした。

オープン型宅配便ロッカー「PUDO」を利用

ヤフーの新サービスは、これまで手間だった発送を、より簡単にする。

駅など公共スペースに設置された全国3,000か所以上のオープン型宅配便ロッカー「PUDO」を発送窓口として利用できるというものだ。

PUDOは、ヤフオクの出品者/落札者がともに、配送方法として「ヤフネコ!パック」を選択した場合に、適応できる。

ヤフオク!は発送窓口が大幅に拡大し、非対面での受付に対応など、幅広いユーザーニーズにこたえることになる。なお、これまで「PUDO」は宅配便などの受け取りのみの利用に限られていたが、「ヤフオク!」との連携により、初めて発送窓口としての利用が可能となった。

出典:プレスリリース

基本的に24時間365日、発送が可能(設置場所の営業時間などにより利用時間が限られる場合がある)。送料は「ヤフオク!」上で決済する。

すでに19日(水)正午からPC版・スマートフォンブラウザー版で先行リリースしており、9月25日(火)正午以降にアプリ(iOS,Android)でリリースするという。

利用手順は以下のとおり

1.「ヤフオク!」で出品する際の配送方法に「ヤフネコ!パック」を選択する。
2.落札され、落札者からの支払い連絡が完了した後、取引ナビで二次元コードを発行し、「PUDO」にお荷物と二次元コードを持ちこむ。
3.「PUDO」に二次元コードをかざし、発送手続きを行う。

EC市場の拡大に伴い「再配達」という問題が浮上

EC市場の拡大に伴い、宅配数は増加の一途。そして「再配達」という新たな問題も現れている。

再配達は、配送業者の労働者負担が増えるという社会的損失以外にも、環境面への悪影響も指摘されている。国土交通省では、再配達によって、CO2排出量は42万トン増加すると試算している。

今回利用される「PUDO」は、どの宅配業者の荷物でも自分で受け取れる「オープン型宅配便ロッカー」である。ヤフオク利用者が発送のみならず、受取りでもPUDOを利用する機会が増えれば、再配達問題にも貢献するだろう。