「自社のデータ活用環境は落第点」7割の経営者が危機感を募らせる

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ドーモは9月26日、経営者や企業幹部を対象に実施した「経営層のデータ活用の実態に関するアンケート」の調査結果を発表した。この調査結果では、経営層が自社のデータ環境に大きな不満を抱いている現状がわかったという。
「自社のデータ活用環境は落第点」7割の経営者が危機感を募らせる

企業経営に欠かせない「データ管理」

企業において「データ管理」の重要性が増している。今や企業の経営層にとって、企業戦略立案や予測などデータ分析無くしてはありえない状況だと言っても過言ではないだろう。

この調査は、ドーモとダイヤモンド社の運営するビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」の共同調査である。対象はダイヤモンド・オンラインの読者のうち経営者・役員・部長職で、有効回答数218だった。

その結果、経営層の90% が自社のデータ活用環境に改善の必要性を感じていることがわかった。さらに、7割以上の経営層が自社のデータ環境に大きな不満を抱いているという。

データ環境改善はビジネスに大きく影響する

まず、「必要とする最新データを、いつでも、どこからでも、自分自身で入手できる環境」が整うとビジネスに影響があるかと聞いた。その結果、経営層の90%が整えばビジネスに影響を与えると回答したという。

出典:プレスリリース

しかし、その一方で、現在の「データ活用度/データ活用環境」について改善の必要性を感じているか、と聞いたところ、90%の経営層が現在の自社におけるについて改善の必要性を感じていると回答した。

出典:プレスリリース

7割が自社のデータ活用に及第点をつける

次に、現状の「データ活用度/活用環境」の評価を求めた。この評価では、理想的な「データ活用度/活用環境」を100点満点として、現在の自社の状況を評価してもらった。

その結果、71% の経営層が落第点となる60点未満と評価した。これにより、現状のデータ環境に対し経営層が大きな不満を抱えていることがうかがえる。

出典:プレスリリース

データ環境整備の効果は「的確で早い経営意思決定」

また、データ活用度/活用環境が整備された場合、どのような効果が期待できるかを尋ねた。その結果、「アクションや指示を的確かつ適時に行えるようになる」がもっとも多く68%だった。次いで「意思決定やアクションのスピードが速まる」の66%、「リアルタイムのビジネス状況をより具体的に把握できる」の57% と続いた。

出典:プレスリリース

同社ではこの結果について、経営層は的確かつリアルタイムな現状把握と意思決定、さらにアクションまでが起こせるデータ環境に期待を寄せているとみている。

さらに、期待される効果が実現した場合、具体的にどのようなビジネス上のリターンを得られると思うかを尋ねた。その結果、「生産性の向上」がもっとも多く63%、次いで「売り上げの拡大」の50%、「コストの圧縮」の46% となった。

経営層は、データ活用/データ活用環境の改善により大きなビジネス上のリターンを期待しているようだ。