鏡餅はどう飾るもの?意味や由来、正しい飾り方から鏡開きの方法まで

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お正月飾りの一つである鏡餅。昔は大きな鏡餅を飾る家もありましたが、手間もかかるため最近は飾らない場合も多いのではないでしょうか。 鏡餅の正しい飾り方や鏡開きの方法など、鏡餅を飾る際に知っておきたいことを詳しく解説していきます。
鏡餅はどう飾るもの?意味や由来、正しい飾り方から鏡開きの方法まで

鏡餅とは

そもそもなぜ鏡餅というのでしょうか。

日本では古くから鏡は儀式によく用いられており、三種の神器の一つとしても大切にされてきました。また鏡には神様が宿ると信じられており、年神様を迎えるお正月に鏡をかたどった餅を飾り神様と共に新年を祝うという意味を込めて鏡餅が飾られるようになりました。

鏡餅の正しい飾り方

神様が宿るという言い伝えが由来であると知ると、「今年はお正月に鏡餅を飾ろうかな」思われた方も多いのではないでしょうか。

ここで気になるのが、鏡餅の正しい飾り方だと思います。以下では飾る時期や飾る場所など鏡餅の正しい飾り方について詳しく解説します。

飾る時期

まず鏡餅を飾る時期は、12月28日が最も良いとされています。これは「8」末広がりで良い数字とされているからです。同じ理由で12月29日は「9」が「苦しみ」 を連想させるため、避けるべきであるとされています。

この時期は年末で仕事納めやお正月の準備などで慌ただしいかもしれませんが、せっかく飾るなら12月28日に飾りたいですよね。

飾る場所

次に飾る場所について確認していきましょう。鏡餅は歳神様へのお供え物であり、 神様が宿る場所でもあります。そのため古くは仏間であったものが、その家の上座を意味するようになった床の間に鏡餅を飾るのが一般的です。

ただ「家には床の間がない」という方も多いと思います。その場合は家の出入り口である玄関や台所など重要な場所に鏡餅を供えるようにしましょう。

鏡開きの方法

鏡餅を飾り終わったら鏡開きをします。鏡開きは鏡餅を下げておしるこやお雑煮などにして食べる習慣のことを指します。 1月7日の松の内が終わったら鏡餅を下げ、 綺麗なふきんなどで鏡餅の汚れを拭います。その後手や木槌などで鏡餅を割り、おしるこやお雑煮にします。

この時大切なのは鏡開きでは刃物は使わないということです。刃物で餅を切るのは切腹を連想させるということもあり、刃物を扱わないのはもちろん「切る」「割る」という表現を使わず「開く 」という言葉を使います。

もし手や木槌ではうまく鏡餅が割れないという場合は、ラップをして電子レンジで少し温めると今割れるようになりますよ。

鏡餅を正しく飾って気持ちの良いお正月を迎えよう

鏡餅はお正月飾りの中でも神様が宿るものとして重要なもののひとつです。これまで鏡餅を飾ったことがなかったという方も、これを機に床の間や玄関などに飾ってみてはいかがでしょうか。