PayPay、LINEPayなどがファミリーマートで利用可能に、コンビニキャッシュレス化進む

ソフトバンクとYahoo!の合弁会社であるPayPayは10月18日、12月以降ファミリーマートでのPayPay支払いが可能になることを発表した。また、ファミリーマートでは同じくLINEPayや楽天Payなどスマートフォン決済6種が12月から利用できるという。セブンイレブンも、来春には「セブン・ペイ」という独自決済手段を導入するといわれており、コンビニ各社のスマートフォン決済は本格化しそうだ。ファミリーマート、セブンイレブン、ローソンで現在利用できる決済手段についてもまとめた。

PayPay、LINEPayなどがファミリーマートで利用可能に、コンビニキャッシュレス化進む

PayPay、LINEPay、楽天Payなど12月4日~国内全店舗で

PayPayはソフトバンクとYahoo!の合弁会社で、10月5日より本格的にアプリでのスマホ決済サービス利用を開始した。

ソフトバンクとYahoo!のPayPay(ペイペイ)がアプリ利用スタート|使い方・キャンペーンなど徹底解説 | ボクシルマガジン
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これまで実店舗利用の詳細についてははっきりしていなかったが、10月18日、ファミリーマートでの11月からの利用開始が発表された。

11月以降一部店舗からスタートし、12月4日からはセルフレジを除いた、国内全店舗で利用可能になるという。ファミリーマートでの決済方式は、「PayPay」アプリに表示したバーコードをユーザーがレジに提示し、ストア側が読み取る「ストアスキャン」方式のみだという。

出典:PayPayプレスリリース

さらに、ファミリーマートのリリースによれば、PayPayの他、12月4日より「d払い®」、「LINE Pay」「楽天ペイ(アプリ決済)」が対応可能になる。また「Alipay(支付宝)」と 「WeChat Pay(微信支付)」なども2019年1月より対応予定だという。

出典:ファミリーマートプレスリリース

また、コンビニ最大手セブンイレブンは、セブン・フィナンシャルサービスとセブン銀行の共同出資で2018年6月に「セブン・ペイ」を設立。2019年春をめどに、「セブン・ペイ」と呼ばれる独自のスマートフォン決済をリリース予定だといわれている。

コンビニでの支払い方法は、電子マネーやクレジットカードなど多数存在するが、スマートフォン決済の本格導入で一気にキャッシュレス化が進む可能性がある。

どのコンビニでどんな決済方法が使えるのか?

「キャッシュレス」と言っても、その決済手段は幅広い。そこで、どのコンビニでどの決済方法が利用できるか、以下に大手コンビニの状況をまとめた。

セブンイレブン(国内:20,600店/2018年9月末現在)

来春に「セブン・ペイ(7Pay)」導入といわれるセブンイレブンは、現在はスマートフォンのQR決済には対応していない。

●nanaco
●交通系電子マネー(「キタカ」「スイカ」「トイカ」「イコカ」「スゴカ」「パスモ」「ニモカ」「はやかけん」「マナカ」)
●Edy
●auWALLETカード
●QUICPay(クイックペイ)
● QUICPay+(クイックペイプラス)
●iD
●各種クレジットカード
●QuOカード

ローソン(国内:13,992店/2018年2月現在)

現在もっともスマートフォンのQR決済の種類が多いのがローソン。AlipayやOrigami Payにも対応している。

●Apple Pay
●Android Pay
●iD
●QUICPay
●楽天Edy
●WAON
●交通系電子マネー(「キタカ」「スイカ」「トイカ」「イコカ」「スゴカ」「パスモ」「ニモカ」「はやかけん」「マナカ」「ピタパ」)
●各種クレジットカード
●JCBプレモカード
●ブランドプリペイドカード
●Alipay(支付宝)
● LINE Pay
●楽天ペイ
●d払い
●Origami Pay

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ファミリーマート(国内:16,715店/2018年9月末現在)

そしてPayPay導入のファミリーマート。PayPayはソフトバンクとYahoo!という強力な投資力を武器にしており、ファミリーマートでの海外店舗による運用も進むスピードは早そうだ。またAlipayとWeChat Payへの対応で、インバウンド需要も取り込む。

●Tポイント・Tマネー
●Apple Pay
●楽天Edy
●WAON
●ユニコ
●iD
●QUICPay
●交通系電子マネー(「キタカ」「スイカ」「トイカ」「イコカ」「スゴカ」「パスモ」「ニモカ」「はやかけん」「マナカ」「ピタパ」)
●クレジットカード各種
●銀聯カード
●チケットレストランタッチ
●JCBプレモカード
●QuOカード
●ユニーファミリーマートグループ商品券
●PayPay(11月~一部店舗、12月4日より全店舗)
●d払い®(12月4日より全店舗)
●LINE Pay(12月4日より全店舗)
●楽天ペイ(12月4日より全店舗)
●Alipay(支付宝)(2019年1月対応予定)
●WeChat Pay(微信支付)(2019年1月対応予定)

〇〇Payが多すぎる?消費者困惑の事情

2018年に入り、QR決済の実店舗運用が本格的に進み出した。しかし消費者からは〇〇Payが多すぎる、一体どれがいいのかわからないとの声も多数ある。

各社の開発競争で乱立する〇〇Payは、今後決着がつくのか。何にせよ、ユーザーにとってよりよく使いやすいサービスであり、店舗にとっても導入しやすいものではなくては、爆発的な普及には至らないだろう。