iPhone「おやすみモード」設定・活用方法!使い方・手順・注意点を徹底解説

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記事の情報は2018-10-30時点のものです。

通知音やアラーム音を鳴らしたくない場合、おやすみモードの設定をおすすめします。おやすみモードの設定方法やオン/オフの切り換え方、おやすみモードをオンにしても鳴る音などの注意点について解説します。
iPhone「おやすみモード」設定・活用方法!使い方・手順・注意点を徹底解説

iPhone機能の一つであるおやすみモード。マナーモードと混同されがちですが、それぞれ異なる機能であることは知っていますか?

おやすみモードは夜寝るときに使うと思われがちですが、実は会議室や映画館などでも活用できる機能です。おやすみモードを設定すれば、振動や画面の明るさを気にすることなく通知を受けられます。

本記事では、おやすみモードの使い方や詳細設定、注意点などを解説していきます。

「おやすみモード」のとは

おやすみモードを設定すると、電話やメールなどの着信音・通知音が鳴りません。電話の場合は不在着信が残り、メールやSNSは通知なく受信します。

おやすみモードは名前のとおり、基本的には就寝中に起こされたくない場合に使いますが、細かな設定ができるので就寝時以外にも活用できます。

おやすみモード設定方法

「コントロールセンター」からオン/オフ

おやすみモードの一番簡単な設定方法を紹介します。

ホーム画面の下からスクロールすると、コントロールセンターが表示されます。上部右から2つ目の三日月マークをタップしてください。

「おやすみモード:オン」が表示されたら設定完了。

「設定」アプリからオン/オフ

設定画面を開くと「おやすみモード」の項目があるので、タップします。

一番上にある「今すぐオン/オフ」のボタンを右にスライドして、オンにすれば設定完了です。

おやすみモードが設定されたか不安な方は、画面右上にある三日月マークを確認してください。三日月マークがあれば設定されています。

おやすみモードの便利機能

おやすみモードは着信音や通知音を鳴らさないだけでなく、細かく設定することによって使える便利機能がたくさんあります。その機能の紹介と設定方法を解説します。

特定の時間でオン/オフの切り替えが可能

おやすみモードは、設定時間を指定できます。開始・終了の時間を決めて設定すると、毎日指定した時間におやすみモードがオンになります。

特に就寝時に役立つ機能で、仮に開始時間を23時、終了時間を6時に設定すると、設定時間内は着信音や通知音、バイブレーション通知もないので、起こされることはありません。

設定画面にある「おやすみモード」をタップ - 「時間指定」のボタンを右にスライド - 開始時間と終了時間をそれぞれ指定

設定画面にある「おやすみモード」をタップ

「時間指定」のボタンを右にスライド

開始時間と終了時間をそれぞれ指定

ロック時以外でも通知をオフに設定可能

おやすみモードはiPhoneロック中に有効な機能ですが、詳細設定をすればロック時以外でも着信音・通知音を鳴らさないようにできます。

iPhoneをロックせず着信音は鳴らしたくないときに使える機能です。おやすみモードは、このように日々のライフスタイルに合わせて、使い分けられます。

設定画面にある「おやすみモード」をタップすると、「常に知らせない」、「iPhoneのロック中のみ知らせない」のいずれかを選択できます。「iPhoneロック中のみ知らせない」にチェックすると、ロック中の間は、着信音・通知音は鳴りません。

「常に知らせない」にチェックをすると、いつでも着信音・通知音が鳴りません。

着信の許可を特定の相手からのみに指定

おやすみモード設定中でも、特定の相手からの着信・通知を受けられます。この機能を使うと、就寝中でも電話に出たい相手からの着信音・通知音が鳴るので、安心して寝られます。

設定からおやすみモードの項目に入り、「着信を許可」をタップします。

  • すべての人
  • だれも許可しない
  • よく使う項目

のいずれかを選択します。特定の相手を指定する場合は、よく使う項目にチェックしましょう。

「よく使う項目」とは電話の中にある機能で、よく連絡をする相手を登録することで、効率的に連絡ができます。

電話の中にある、左下星印の「よく使う項目」を開きます。左上にある追加ボタンをタップします。

連絡先はメッセージ、電話、ビデオと細かく登録できます。おやすみモードで「よく使う項目」からの連絡を許可すれば、ここで登録した連絡先からの電話やメール、SNSだけ通知音を鳴らせます。

繰り返しの着信を通知

緊急連絡の場合、連絡がつかないと短時間の間に何度も連絡があるかもしれません。そんな時は、おやすみモードでは「繰り返しの着信」だけを通知できます。

同じ人から3分以内に2度目の連絡があった場合は、おやすみモード中でも通知されます。寝ている間に重要な知らせがくる可能性もあるので、おすすめの機能です。

設定画面のおやすみモードを開き、中段にある「繰り返しの着信」を右にスライドしてオンにすれば、設定完了です。

運転中の不要な着信・通知を停止

2017年9月にリリースしたiOS11の新機能であり、所有者が運転中かどうかiPhoneが認識し、運転中の着信や受信通知を制限できます。

設定方法は、下記の3つから選べます。

自動

iOS11を使って、自動で運転中の着信・通知を停止します。

車載 Bluetoothに接続時

車載のハンズフリーシステムにiPhoneが接続したとき、運転中の通知を停止します。

手動

コントロールセンターを使い、手動で着信・通知を止めます。

設定から「アクティベート」をタップします。

「自動」、「車載Bluetooth に接続時」、「手動」の中から選択します。

また、運転中に連絡があった相手へ自動で返信できる機能もあります。自動返信する相手も選べるので、大切なお客さまに返信するなど、ビジネスの面で活用できます。

下記のようなメッセージが自動で返信されます。

おやすみモード使用時の注意点

おやすみモードは着信音や通知音を消せるので、さまざまな場面で活用できることを説明してきました。また特定の相手からの通知だけは受けられるなど、マナーモードよりも詳細に設定できる優れたモードです。

次は、おやすみモード使用時における注意点について説明します。

LINEの通話は通知される

最近では、LINE通話を利用している方が多くいます。
おやすみモードを設定した場合、LINEのトーク通知はされませんが、LINE通話は通知されます。会議中など音を出したくない場合は、LINE通話に関しては別設定となるので注意してください。

通話通知もオフにしたい場合は、LINEアプリ内での設定が必要になります。

ラインの設定画面で「通知」タップします。

一時停止をオンにします。

  • オフ
  • 1時間停止
  • 午前8時まで停止

のいずれかを選択します。

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目覚ましのアラームは鳴る

おやすみモード中でも、アラームを設定していたら音が鳴ってしまいます。LINE通話同様、音を出したくない場面では、アラームにも気を付けなければなりません。

アラームは、おやすみモードだけでなく機内モード時など、あらゆるモード中に鳴るので注意してください。

おやすみモードの活用で快適なスマホライフを

今や生活に欠かせないスマートフォン。肌身離さず持っているために、音を出したくない場面でも、連絡が来て鳴ってしまうことがあります。マナーモードに設定していても、バイブレーション通知が気になってしまうこともあります。

そんな時はおやすみモードを使うと、音を気にすることなく過ごせます。おやすみモードを使いこなして、ストレスのないスマホライフを楽しんでください。

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