YouTubeクリエイターフィッシャーズが審査で参加、Google「ウェブレンジャープログラム」

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Googleは10月27日、中高生がインターネットを安心・安全に活用するアイディアを発信する「ウェブレンジャープログラム」で、今年の受賞団体を発表した。YouTubeクリエイターフィッシャーズが審査員として参加した今年のお題は「ネットいじめ・ネット詐欺・ネット上の出会いトラブル」から地球を救うための動画を3分で作成せよというものだった。中高生たちのとがった想像力や感性あふれる作品を紹介する。
YouTubeクリエイターフィッシャーズが審査で参加、Google「ウェブレンジャープログラム」

Google「ウェブレンジャープログラム」とは

「ウェブレンジャープログラム」は、Googleが開催している若者育成プログラム。中高生によるインターネットの安心・安全な活用を促進するのが狙いだ。

ウェブレンジャー作戦本部が毎年ミッションを設定。参加する生徒・学生たちが「ウェブレンジャー」となり、インターネットを安心・安全に活用するアイディアを考え、世界に広める活動を展開する。

参加した生徒・学生たちの中から、優れた活動を実施した10チームに「アンバサダー賞」を授与。さらに極めて優れた 1 グループに「グランプリ」を授与するというものである。

3回目となる今年は、以下のミッションが設定された。

「ネットいじめ」、「ネット詐欺」、「ネット上の出会いトラブル」から地球を救うためのクリエイティブな動画(3分未満)を作成すること。

このミッションに対し、全国から42 校(中学校 9 校、高校・高等専門学校 33 校)、478 チーム、1,000人を越える学生が参加し、485 点の作品が集まったという。

審査員にはYouTubeクリエイターフィッシャーズも参加

審査には、Google社員ほか、外部審査員が参加。今回は特別審査員としてYouTubeクリエイターのフィッシャーズも参加したという。

審査基準は以下のとおり。

●課題を適切に発見、分析しているか(問題分析)
●課題に対する解決法について検討されているか(課題解決)
●実際に多くの人に伝わるようなものか、そのためにどのような工夫をしたか(メッセージ)
●イノベーティブな発想、アイディアがあるか(イノベーション)

グランプリは洛陽総合高等学校「ネットいじめ」テーマの動画

グランプリを受賞したのは、京都府の洛陽総合高等学校「サイバースルゥース」チームが作成した動画だ。探偵ドラマに当てはめながら、ネットいじめにおける言葉の暴力を映像で巧みに表現しているという。

「高校生探偵川口の事件録-ネットいじめ編-」

アンバサダー賞を受賞した10 チームは以下の通り。

●カリタス女子高等学校(神奈川県)「tryりんがる」
「ぽまるんとたのしいSNS」※アンバサダー賞に加え、 UUUM 賞も受賞。

●洛陽総合高等学校(京都府)「No Title」
「ネット詐欺にあわないパスワードとは」
●札幌新陽高等学校(北海道)「青春班」
「ネットいじめ・青春班」
●岐阜県立岐阜総合学園高等学校(岐阜県)「マルチメディア部A」
「ネットでも、現実でも…」
●岐阜県立岐阜総合学園高等学校(岐阜県)「マルチメディア部B」
「VSシリーズ詐欺師編」
●神戸学院大学附属高等学校(兵庫県)「神戸学院タータンズ」
「ネット詐欺について」
●野田学園高等学校(山口県)「インフォメーションデザインA」
「そうだ!過去へ行こう!〜現在のネットいじめの環境に物申す!〜」
●岐阜県立岐南工業高等学校(岐阜県)「岐南工業高等学校放送部」
「【ウェブレンジャー】~出会いトラブル編~」
●日出高等学校「MINAMI」(東京都)
「【危険】SNSで出会った...その裏には落とし穴が。”ウェブレンジャー”」
●山形県立酒田光陵高等学校(山形県)「KORYO1001」
「【Let's play】SCAM QUESTネット詐欺から自分を守れ!」

グランプリを受賞した「サイバースルゥース」チームは、米国の Google 本社で開催する研修プログラムに招待される。