スマホで「使いやすい」大学サイトランキング1位東京工科大学、実用性は広島女学院大学

日経BPコンサルティングは「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2018-2019」の結果を発表した。全国258大学のサイトを対象に計48項目についてスコア化、評価している。Googleが「モバイルファーストインデックス(MFI)」を発表したように、スマホ環境下でのユーザビリティが必要とされている。大学サイトも例外ではないだろう。

スマホで「使いやすい」大学サイトランキング1位東京工科大学、実用性は広島女学院大学

日経BPコンサルティングは、使いやすさや実用性の観点から大学のスマートフォンサイトを評価する「大学スマホ・サイト ユーザビリティ調査 2018-2019」の結果をまとめた。対象は全国258大学のサイト。

実用性の評価を充実

この調査では以下に示す8つの診断指標のもと計48の審査項目を用意、100点満点でスコア化している。

同社によると、前回調査より実用性の評価を充実。多くの大学がスマホ対応に注力してきた結果、スマホだけで主要な情報にアクセスできるレベルとなり、実用性を評価できる段階になったと判断したためだという。

  1. 通信への配慮:表示は速いか、通信量は多くないか確認するカテゴリー
  2. 見やすさ:文字の大きさ、表や画像の見やすさなどを評価するカテゴリー
  3. 操作のしやすさ:タップ領域やスクロールのしやすさを評価するカテゴリー
  4. トップページ・ユーザビリティ:トップページのナビゲーション機能を評価するカテゴリー
  5. サイト・ユーザビリティ:サイトを巡るときのサポート機能を評価するカテゴリー
  6. メインコンテンツへのアクセス:主要コンテンツの有無とアクセスのしやすさを評価するカテゴリー
  7. サイト内検索:検索の精度を評価するカテゴリー
  8. インタラクティブ:交通アクセスや問い合わせ案内を評価するカテゴリー

総合ランキング1位は「東京工科大学」

上記8つの指標に基づく総合ランキングでは、前回調査に引き続き東京工科大学が選ばれた。

2位は名古屋市立大学。4位からランクアップしており、同社は「各ページの見出しを見やすくするなどの改善が奏功した」とみている。

3位の北海学園大学は「多くの大学が着手できないでいるシラバス閲覧ページのスマホ対応に取り組むなど、スマホで利用できるコンテンツの充実に努めた」そう。後述する実用性ランキングでは2位に入っている。

4位以下は下図のとおり。

出典:プレスリリース

実用性ランキング1位は「広島女学院大学」

総合ランキングの算出に用いた8つの診断指標のうち、「メインコンテンツへのアクセス」指標を用いて実用性のランキングも発表している。入試情報、オープンキャンパス情報、また就職支援情報や各種証明書の申請方法など、よくっ見られる情報が探しやすく、かつスマホで問題なく見られるサイトが高スコアとなる。

1位は広島女学院大学、2位は総合ランキングでも3位に入った北海学園大学、3位は同率で7校が選ばれている。詳しいランキングは下図のとおり。

出典:プレスリリース

「スマホファースト」がより重要に

Googleによるサイト評価もよりスマホ最適化を重視している。Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)への移行を2018年3月に発表。PCサイトとのコンテンツ差異がないこと、読み込み速度の速いコンテンツとすること、などをポイントとしている。

スマホの処理能力も向上している。若者の情報入手ツールがスマホに傾くなかで、大学も「スマホファースト」が求められるだろう。