3分でわかるExcel「VLOOKUP関数」使い方 | 検索値・範囲・列の指定方法

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「検索値」「範囲」「列」「検索の型(TRUE=近似値かFALSE=完全一致か)」の4つの引数を指定するExcelのVLOOKUP関数。指定項目が多いため、Excel初心者だと混乱しがちですよね。誰でもしっかりと理解できるよう基本的な使い方を徹底的に解説します。

3分でわかるExcel「VLOOKUP関数」使い方 | 検索値・範囲・列の指定方法

VLOOKUP関数とは

VLOOKUP関数は一言で表すと「指定した範囲の中から検索条件に一致するデータを抽出する関数」です。

この関数を使いこなせるようになれば、データをわざわざ目視で探して入力する必要がなくなり、圧倒的な生産性の向上が見込めます。非常に便利なため「Excelができる人はVLOOKUP関数を必ず使いこなしている」と言っても過言ではないでしょう。

しかし、初心者には引数が多く複雑なことから、敬遠されることが多いです。

以下ではVLOOKUP関数の使い方を「難しすぎて私にはちょっと…」という方も理解できるよう、基本的な使い方を徹底的に解説していきます。

VLOOKUP関数の使い方

VLOOKUP関数は「引数」の多さが特徴で、難しい原因です。以下がVLOOKUP関数の引数となります。

引数 解説
検索値 検索したい値を入力します。
検索範囲 検索する範囲を指定します。ただし「列番号」より少ない検索範囲の列数は設定できません。
列番号 検索値で特定した行から取得したい値の列数を入力します。
[検索の型] 検索したいデータが完全一致で見つからない場合の対処方法を指定します。

これだけ見てもあまりわからないと思いますので、それぞれ引数を実例とともに解説します。

前提としてVLOOKUP関数は検索に使用するデータがないと利用できません。本記事では例として以下の都道府県データからVLOOKUP関数で「愛知の県庁所在地」を調べ、H4のセルに表示させます。

引数とは

引数(ひきすう)とは、関数を使う際に必要とされるインプット情報です。「ある情報を取得するために与えるべきデータ」とも言い換えられます。つまり、関数のカッコの中に入る数値や言葉、セルの範囲などはすべて引数となります。

検索値:どのデータを目印にするのか

まずは1番目の引数である検索値です。これは「どのデータを目印とするか」を決める引数です。

愛知の県庁所在地を調べたいので「愛知」という文字を目印にしましょう。H3のセルに「愛知」と入力します。そうすると検索値はH3になるので、最初の引数は以下のようになります。引数は入力してもいいですし、セルを直接指定しても大丈夫です。

Excel上では以下のような手順になります。

範囲:どの範囲からデータを探すか

範囲は「どの範囲からデータを探すか」を指定する引数です。指定した範囲の中から上記の検索値と取り出したいデータを発見します。

都道府県から県庁所在地を探したいので、都道府県のあるC列と県庁所在地のあるD列を範囲とします。なので以下のように入力するか、C列とD列を範囲選択してください。

検索値は範囲の左端以外からは取得できない

範囲を設定する際に気をつけなければならないこととして、検索値のデータは指定範囲の左端からしか取得できないというルールがあります。

つまり、今回の場合だと最初に設定した「愛知」という検索値は左端であるC列からしか取得できない、ということになります。なので、B列からD列を指定するとエラーになり、何も返しません。

列番号:どの列の値を取得するか

3番目の列番号は「検索値で特定した行のどのセルを取得するのか」ということを指定する引数です。列番号は列をアルファベットではなく、数字で指定しなければなりません。「範囲の中で左から数えて何番目の列か」という風に考えましょう。

この場合県庁所在地を取得したいので、D列を指定します。D列は範囲の中で左から数えて2番目の列なので、「2」を入力します。

Excelでは以下のようになります。実はこの列番号まで入力すれば、関数自体は有効となります。以下で説明する検索の型は絶対に必要なわけではないですが、エラー防止にもつながるので覚えておきましょう。

検索の型:慣れないうちはFALSEで統一

検索の型は、検索したデータが見つからない場合にどのように対応するかを決める引数です。指定するときは「TRUE」と「FALSE」を使います。検索の型は省略できますが、省略した場合はTRUEと同じものとして処理されます。

TRUEとFALSEの使い分けは以下のようになります。

今回の場合だと数値ではなく、完全一致するデータ以外は求めていないので「FALSE」とします。何かの数値データで一定の基準値を超えない最大値を求めたい場合はTRUEも有用ですが、基本的にはFALSEとしたほうが原因のわからないエラーが少なくなります。

これですべての引数が入りました。完成したこのVLOOKUP関数を言語化して説明するとしたら以下のようになります。

「H3のセルと完全に一致するデータをC列から見つけ、そのデータがある行のD列にあるデータをH4のセルに入力」

これがわかれば、VLOOKUP関数は理解したといえるでしょう。

Excelを使った、おすすめの副業・在宅ワーク

自宅にいながら仕事ができる在宅ワークが注目されています。特に手軽にはじめられるデータ入力業務は、Excelを使っている方にはぜひおすすめしたいお仕事です。

データ入力の具体的な業務内容と、データ入力をはじめとする在宅の仕事を探せるおすすめサイトを紹介します。

データ入力の具体的な業務内容例

データ入力の仕事内容で多い依頼内容は以下の5つです。

  • 契約書などの書類のデータ化
  • 名刺や手書き伝票の入力
  • 住所や電話番号などのリスト作成
  • アンケート情報の集計
  • 集計データのグラフ作成

これらの業務は、現在では外注スタッフや在宅ワーカーに依頼する企業が増えており、もっとも案件数が多い在宅ワークだと言われています。

VLOOKUP関数をはじめとする、関数をつかう依頼からカンタンな入力だけの作業まで幅広い案件があります。副業や在宅ワークをしながら自分のスキルアップにもつなげられます。

在宅の仕事が探せるおすすめサイトTOP3

在宅の仕事を探せるサイトの中でも、特にユーザー目線で利用しやすいという口コミや評価の多いサイトを3つ紹介します。

複数のサイトに登録すれば、自分にあった案件に見つけやすくなります。気になったサイトがあればぜひ登録してみましょう。

1位:クラウドワークス

クラウドワークスではプロから初心者向けのお仕事まで豊富な案件から探せます。またデザインが得意、パワーポイントなどの資料作成が得意など、経験に合わせてさまざまな案件から選べます。

2位:ランサーズ(Lancers)

ランサーズは依頼件数210万件、依頼総額2100億円と、クラウドワークスと並ぶ日本最大級のクラウドソーシングサービスです。イラストレーターの経験を活かしてイラストを受注することもできますし、ライターとしてライティング案件を受注することができます。

3位:mama works(ママワークス)

主婦やママさんにおすすめなのがmama works(ママワークス)です。空いた時間に効率よく稼ぎたいという主婦の方におすすめの在宅ワークや時短勤務のお仕事情報を多数掲載しています。

データ入力の仕事内容や収入については、次の記事で詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

在宅ワーク「データ入力」の仕事は初心者におすすめ|収入・特徴・コツを解説 | ボクシルマガジン
パソコンを使って初心者でも簡単に始められるデータ入力業務。タイピングスキルがあれば簡単にこなせるので主婦を中心に人...

VLOOKUP関数を使いこなして周りに差をつけよう

いかがだったでしょうか。VLOOKUP関数はなかなか難しく覚えるのに時間がかかるため、何度もこの記事を読み直して習得することをおすすめします。難しい分、覚えてしまえば非常に有用でデータ処理業務に欠かせない武器になるので、頑張って習得して周囲の人と差をつけてください。