GMOクリック証券が預かり残高1位、口座数はDMM.com証券|9月の有力FX企業調査

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矢野経済研究所は10月30日、FX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業16社のアンケート調査の結果を発表した。それによると、 預かり残高の第1位はGMOクリック証券で1,482億円、 口座数の第1位はDMM.com証券で68.5万口座だった。
GMOクリック証券が預かり残高1位、口座数はDMM.com証券|9月の有力FX企業調査

月末の有力FX企業15社の預かり残高の合計は9,618億円に

この調査はFX業界大手、有力企業のうち社名または、は数値の公表を前提として、協力を得られた16社を対象としたもの。具体的な集計対象は、預かり残高15社、口座数16社、取引高12社、いずれも無回答を除く。

出典:プレスリリース

調査の結果が上の図である。まず、2018年9月末の有力FX企業15社の預かり残高の合計は、9,618億円だった。

企業単体集計でみると、第1位はGMOクリック証券で1,482億円、第2位のDMM.com証券は1,328億円。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループの2,325億円で、第2位はGMOグループの1,657億円となった。

9月は調査対象企業15社中13社(その他企業2社含む)で預かり残高が増加し、前月比95億円増(1.01%増)となったという。

また、企業グループを加味した場合、前月比でもっとも高い増加率はトレイダーズ証券の10.29%増、次いでDMM.com証券の1.75%増であった。

また、口座数の合計は、487万口座となった。企業単体集計の第1位はDMM.com証券で68.5万口座、第2位のGMOクリック証券は55.9万口座となった。

企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループの113.0万口座で、第2位はGMOグループの74.4万口座であった。

9月は前月比3.0万口座増(0.63%増)となった。調査対象企業16社すべて(その他企業2社含む)で口座数が増加した。また、企業グループを加味した場合、前月比でもっとも高い増加率はGMOクリック証券の0.86%増、次いでヒロセ通商の0.85%増であった。

9月の月間取引高は前月比39.0兆円減。11社が減少へ

出典:プレスリリース

また、この報告では、注目トピックとして 月間取引高の減少を挙げている。それによると、2018年9月の月間取引高は、有力FX企業12社の合計で176兆円となったという。

2018年9月の月間取引高の第1位はGMOクリック証券で51.8兆円、第2位はDMM.com証券で44.6兆円であった。

しかし、9月は前月比39.0兆円減(18.08%減)で、調査対象企業12社中11社(その他企業2社含む)で取引高が減少した。また、前月比で取引高が増加したのは「その他企業」のうちの1社であった。