気になるリアルなお金の話、1か月に使えるお金は平均24,096円と判明

公開日:
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと立教大学経営学部の有馬賢治研究室は11月8日、「消費者の自由裁量所得と使途の状況に関する調査」の結果を発表した。これによると1か月あたりに自由に使えるお金の平均金額は24,096円だという。当然のことながら世帯構成や年代によってもこの金額や、使途には違いがあり、その様子をリアルに映し出す調査結果となっている。
気になるリアルなお金の話、1か月に使えるお金は平均24,096円と判明

あなたが自由に使えるお金はいくらですか?

「あなたが1か月に自分で自由に使えるお金は、どのくらいありますか?」

自由に使えるお金とは、家賃や光熱費などの生活費を除いたお金のことである。飲み会や外食、スポーツ、ショッピング、貯蓄など使い道は人によってさまざまだろう。

しかしこうしたお金のリアルな話題は、なかなか踏み込んで聞けないもの。そこで今回は、気になるけどなかなか聞けない「お金」についてまとめた調査結果を紹介する。

NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションが発表した「消費者の自由裁量所得と使途の状況に関する調査」だ。

「NTTコム リサーチ」会員モニター2,006名を対象とし、立教大学経営学部の有馬賢治研究室と共同で行われた同調査は、消費者が自由に使える所得とその使途について調査したものである。

これによれば、1か月に使える平均金額は24,096円で、年代や性別でその額には少しずつ差があることがわかった。

1か月に使える平均金額は24,096円

まず、調査対象者に個人的に自由に使える1か月の平均的金額を一定幅の選択肢から選んでもらい、その中央値などから算出した平均値を求めた。それによると、平均値は24,096円だった。

内訳は以下のとおりだ。

【男女別での平均値】
●男性27,553円(997名) 
●女性20,680円(1,009名)

【世代別での平均値】
●10代15,081円(313名)
●20代23,489円(315名)
●30代25,463円(325名)
●40代24,842円(345名)
●50代26,777円(347名)
●60代27,921円(361名)

性別では男性が女性よりも7,000円近く多く、世代があがるにつれ金額は少しずつ高くなっていくことがわかる。しかしその額は大幅に増えることはない。

これを見る限り、年齢を重ねたからと言って、世間のお父さんたちのお小遣いが急に増額されるということはなさそうだ。

単身者が「独身貴族」と呼ばれるワケはやっぱりお金?

この調査では、金額差が発生する要因のひとつを世帯の居住人数と仮定し、単身居住者と同居者にグループを分類して平均値をまとめた。

これによれば、単身者の平均値は27,828円、同居者の平均は23,296円と4,000円ほどの差が出る結果となった。

出典:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション

これだけ見れば、そこまで大きな差ではないように感じるかもしれない。しかし平均値ではなく世代別、男女別でみると、その違いは明らかである。

10代は親との同居率が高いこともあり、この議論からは省いて考える。もっとも自由に使えるお金が多いのは、単身者の40代男性で40,314円。同居の40代男性は27,371円であることを考えると、1万円以上も差がつくことになる。

これが、自由にお金と時間を使って楽しむ「独身貴族」のイメージを裏付けるものなのかもしれない。

支出の用途トップ3は「ショッピング」「嗜好品」「外食・グルメ」

次に、使用用途について、23項目の主な用途の中から該当するものすべてを選んでもらい、その「1か月あたりの平均支出金額」と「1週間あたりの平均消費時間」について自由記入式でそれぞれ聞いた。

その結果、多かった使途は「ショッピング」「嗜好品」「外食・グルメ」であった。

また、同様に「1か月あたりの平均支出金額」について、性別・世代別に回答を集計した。これをみると、どの項目もやはり単身居住者の支出が多い傾向が見受けられる。

特に「外食・グルメ」「貯蓄」については、単身者の支出が同居者ありと比べそれぞれ1万円近く多い。

出典:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション

娯楽を中心に時間も費やしている単身者

また、「1週間あたりの平均消費時間」についても、用途の中から該当するものすべてを選んだうえで、その実質的な平均消費時間を記入式で聞いた。

回答者が多かった3項目は順に、「ショッピング」「お菓子・お茶・コーヒーなどの嗜好品」「外食・グルメ」だった。

特徴的な傾向としては、同居者に比べ単身者のほうが費やす時間が長い項目は「スポーツ・フィットネス」「ゲーム」「パソコン・家電製品」「お酒」「人づきあい・交際」「投資・株などの資産運用」だった。

また、同居者ありのほうが平均消費時間が長かった項目は「スポーツ観覧」「ペット・動物の飼育」だったが、1か月あたりの平均支出と比べると3,000~4,000円台で単身者に比べて低くなっており、投資する金額は時間の消費ほどけっして多くはないようだとしている。

一方、居住人数に関わらず平均消費時間が少なかった項目は、「美容」「ファッション・コスメ」「 貯蓄」だった。

出典:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション