パラレルワークという働き方のメリット・デメリット、副業・複業・兼業の違いも解説

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一昔前は一つの会社で勤めあげるのが普通でしたが、最近は副業・複業・兼業などさまざまな働き方が増えてきています。そんな新しい働き方の総称「パラレルワーク」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この記事ではパラレルワークの意味やメリット・デメリットや注意点、また副業・複業・兼業の違いなど、詳しく解説していきます。

パラレルワークという働き方のメリット・デメリット、副業・複業・兼業の違いも解説

新たな働き方パラレルワーク

「パラレルワーク」とはどんな働き方のことを指すのでしょうか。パラレルとは平行という意味。パラレルワークとは同時並行でさまざまな仕事をすることを指します。

もともとは経営学やマネジメントで有名なピーター・ドラッガーが著書「明日を支配するもの」で提唱している生き方の一つであり、近年注目が集まっています。

従来ひとつの会社を勤めあげるのが普通でした。けれども、東京商工リサーチの調査データによると企業の平均寿命は23年。1社に定年まで勤め上げられる可能性は、さほど高くないのが実情です。

こうした背景を受けて、最近はパラレルワークをはじめとした新しい働き方が増えているのです。

 

副業と複業・兼業との違い

同時並行でさまざまな仕事をすると聞くと、「副業」や「複業」・「兼業」を思い浮かべる方は多いと思います。これらの働き方がどのように違うのでしょうか? 法律などの明確な定義はないのですが、実態としては以下のように使い分けられているようです。

副業はその名のとおり、本業があるうえでもつサブの仕事という意味になります。副業を持つことで本業の収入を補えるので、最近チャレンジする方も多いですよね。

一方で複業は、いくつかの業務に優先順位がない状態で取り組むことです。複数の仕事を並行して進めながら、インプットやスキルアップ、人脈形成などにおいて相乗効果を得られるような働き方を指します。

また兼業は、いくつかの仕事と兼ねるという意味になります。兼業農家といった表現が以前からあるように、全く違う職種を同時並行する際に「兼業」を使う場合が多いようです。

パラレルワークを実践する上で、どのような形態・目的で複数の仕事を掛け持ちするのか、スタンスを明確にするためにはこうした言葉の定義を意識しておくと役立つでしょう。

パラレルキャリアの現状

エン・ジャパンが行ったパラレルキャリアについての調査によると、パラレルキャリアを実践したいと解答したのは58%だったのに対し、パラレルキャリアを実践している方は26%に止まっています。多くの方がパラレルキャリアに興味を持っているものの、なかなか実践できていないことがわかります。

そもそもパラレルキャリアにチャレンジする動機はどのような点にあるのでしょうか。同調査によるとパラレルキャリアをする理由としては「知見・視野を広げたい」「人間関係の構築につなげたい」といった回答が目立ちました。

副業というとどうしても副次的な収入に目が向きがちですが、パラレルキャリアという概念に置き換えてみると、人脈形成やスキルアップに重きが置かれていることがわかります。

パラレルワーク選択の背景

そもそもなぜパラレルワークに注目が集まるようになったのでしょうか。主な理由としては以下のような意見があるようです。

  • ライフスタイルの多様化
  • 収入を増やしたい
  • 企業への不信感
  • チャレンジしたいことがある
  • ワークライフバランスを実現したい

パラレルワークを実践すれば収入は増えますし、やってみたかったことにトライすることもできます。複数の収入源があることで、リスク分散を図りたいという意見もあります。またパラレルワークを通して経験を積むことで、新しいキャリアに挑戦したいという考えもあるようです。

パラレルワークの主なパターン

パラレルワークには収入が増える、新しい経験が得られるなどさまざまなメリットがあります。そのためパラレルワークにチャレンジしたいという方は増えていますが、パラレルワークにはどのような働き方があるのでしょうか。

パラレルワークの主なパターン

パラレルワークの働き方のパターンとしては「正社員など会社勤めをしながら、他社の仕事も請け負う・NPO活動に参加する」「フリーランスとして働きながら、複数の仕事を掛け持ちする」「郊外に拠点を構え農業と会社勤めを両立する」などがあげられます。

またアーティストや漫画家、お笑い芸人などあこがれの職業を目指しながらパラレルワークを行うという事例も増えています。正社員として働きながら、好きなデザインや写真撮影を極めて副収入を得ている方もいらっしゃいます。

企業事例

中にはこうしたパラレルワークへの注目をうけて、新しい制度を発表する企業も増えています。

エンファクトリーでは、カスタマーサポートをしながら犬用の手作りグッズ販売を行う方、サービスディレクターをしつつ防災アドバイザーとして活躍する方など多様なジャンルで活躍する方が勤務しており、企業ページでも紹介しています。

またサイボウズでは副業として働く人を募集する「複業採用」を行っており、パラレルキャリアを実践する方を受け入れる社内風土であることを示しています。