iPhoneが充電できないときの対処方法「付属品・本体・バッテリー」の不具合を疑おう

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記事の情報は2018-12-10時点のものです。

iPhoneが充電できない場合の原因は本体だけではなく、ケーブルなどの周辺機器や付属品など多岐にわたります。iPhoneが充電できないときの原因と、ケース別の対処法を解説します。
iPhoneが充電できないときの対処方法「付属品・本体・バッテリー」の不具合を疑おう

iPhoneが充電できないときに要チェック

iPhoneが充電できないとき、安易に故障と結論づけてしまうのは早計です。充電できない場合、必ずしも故障とは言い切れません。もし充電できなくなったときには以下の点を確認しましょう。

  • 電源プラグがしっかりと接続されているか
  • ケーブルの差し込み口が汚れていないか
  • ケーブルを取り替えるとどうか
  • ケーブルを挿し直すとどうか

これらを確認することで解決できるケースも多いです。故障を疑う前にまず確認してみましょう。

周辺機器が原因で充電できない場合

充電できない原因が、LightningケーブルやACアダプタなどの周辺機器にあるケースも存在します。まずは以下を確認しましょう。

ACアダプタの異物を除去

コンセントに挿すACアダプタのコネクタに、ほこりやゴミなどの異物が付着することがあります。

それが原因で接触が悪くなり、充電ができなくなっているケースもあります。充電がうまくいかない場合にはコネクタの掃除をしてみてください。

掃除をする際にはブラシや綿棒など柔らかいものを使うようにしましょう。金属など硬く鋭いものを使うと端子を傷つけてしまうことがあるため注意してください。

Lightningケーブルの断線を確認

Lightningケーブルが断線していることで充電できなくなっていることもあります。ACアダプタに異常がない場合はLightningケーブルが断線していないか確認してみましょう。

断線していたら感電や発火などの危険があるため、すぐに使用を中止しましょう。

また、新しいケーブルを買う場合は、Made for iPhoneと記されたAppleの認証取得品を使うのがオススメです。安価で認証を取得していないケーブルはiPhoneで正しく使えないことがあります。

iPhone本体に原因があって充電できない場合

充電ケーブルが正常なのにも関わらず充電できない場合は、iPhone本体に問題がある可能性があります。

充電ポートの汚れによる接触不良

iPhoneには、Lightningケーブルを挿しこむ充電ポートがあります。底部にほこりやゴミが溜まることで接触が悪くなり、充電ができなくなってしまうこともあります。

ACアダプタの異物を取り除くときと同様、綿棒などの柔らかいものを使って取り除きましょう。

一時的なiPhoneの不具合

iPhoneに不具合が起きてフリーズしているケースもあり、この場合にも充電はできなくなります。iPhoneを再起動して不具合を解消しましょう。

再起動の方法は、以下のとおりです。

1 . 電源ボタンを長押し
2 . 画面に「スライドで電源オフ」と表示された後に、右にスライド
3 . 電源が完全に切れるまで数秒待つ
4 . 電源ボタンを押してiPhoneを起動

iPhoneの再起動方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

iPhoneの再起動と強制再起動の方法・やり方!解決しない場合の対処法も【11/X/8/iPad】
iPhoneを使っていると動作が不安定になったり、フリーズしてしまったりすることがあります。このときに有効な対応策...
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iPhoneを初期化・復元

充電ポートの掃除やiPhoneの再起動をしても充電できない場合は、iPhoneの初期化をすることで不具合が解消される可能性があります。

しかし、iPhoneの初期化にはデータのバックアップ・復元などの手間がかかることに加え、問題が解消できる保証はありません。バッテリー残量に余裕があり、PCとの接続が可能な場合のみ試してみてください。

以下のサイトではiPhoneの初期化・データ復元の手順が詳しく説明されているので、参考にしてみてください。

iPhone初期化・リセット・復元方法と手順は?下取り譲渡・パスコード忘れ時の対応
iPhone初期化・復元の方法・手順を徹底解説!新しいiPhoneを購入したので古いiPhoneを下取り・譲渡した...
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バッテリーが原因で充電できない場合

周辺機器やiPhone本体が原因となる場合を解説してきましたが、それでも解決できないときはバッテリーが原因となっている可能性があります。

以下ではその対処法について解説します。

iPhoneのバッテリー交換

長い間iPhoneを使っているとバッテリーが劣化します。バッテリーの寿命が近付くと、不具合により充電できなくなるケースがあります。

充電ができない、充電できても一気に充電が減る、充電されているはずなのにいきなり電源が切れるなどの現象が起きる場合は交換をおすすめします。

  • Apple Storeや正規代理店へ持ち込むか郵送する
  • キャリアへ持ち込む(auとSoftbankのみ)
  • 街の修理屋へ持ち込む

最も確実なのはApple Storeですが、費用は若干高くなります。また、キャリアへ持ち込むこともできますがドコモではできません。街の修理屋は安価ですが、交換後の保証が受けられなくなります。

AppleCare+に加入していれば無料で直せる

AppleにはAppleCare+と呼ばれる延長保証サービスがあります。通常の保証期間は、購入から1年間ですが、延長保証サービスに加入していると保証期間が2年間に延長されます。

保証期間内であれば、無料でバッテリー交換ができます。

充電できない原因を冷静に見極めよう

突然iPhoneが充電できなくなったときに最も大切なのは冷静に原因を見極めることです。

充電できなくなったときには、落ち着いて冷静に対応しましょう。きっと原因と解決策が見つかるはずです。

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