今年の天気を表す漢字は「災」と「荒」まさかが現実に起きた1年

日本気象協会は12月6日、「今年の天気を表す漢字」と「2018年のお天気10大ニュース・ランキング」を発表した。気象予報士100名と一般の人1,000名を対象に調査した「今年の天気を表す漢字」は、「災」と「荒」。振り返れば、7月の西日本豪雨、記録的猛暑、台風被害に地震など、多くの災害が列島を襲った1年だった。雨でまさかここまでの被害が出るとは、台風でこんなことになるとは。「想定外」の事態に人々は苦しめられた。

今年の天気を表す漢字は「災」と「荒」まさかが現実に起きた1年

今年の天気を表す漢字は「災」「荒」

日本気象協会は、日本気象協会所属の気象予報士100名と一般の人1,000名に調査を行い、「今年の天気を表す漢字」を発表した。

これによると、気象予報士の調査では4年ぶりに「災」が、一般の人への調査では「荒」が1位となった。

一般の人のランキングで、過去4年連続首位だった「雨」をおさえて「荒」がランクインしたことについて、同協会では雨以外の事象も印象に残る一年だったと振り返った。

出典:「tenki.jpラボ」調べ

「まさか雨でこんなことになるとは」想定以上の災害が多発

では、具体的にどのようなことがあったのか、「日本気象協会が選ぶ2018年お天気10大ニュース・ランキング」から、振り返ってみよう。

気象予報士にとってもっとも印象に残った天気ニュースは「平成30年7月豪雨 西日本を中心に甚大な被害」であった。

出典:プ「tenki.jpラボ」調べ ※2018年11月上旬までの情報で選定。日本気象協会に所属する気象予報士のうち100名に調査を実施し、投票結果をポイント化してランキング。

回答した気象予報士のコメントからは、被害の大きさに対する驚きや、情報の伝え方についての課題などが寄せられている。

●「平成30年7月豪雨は、平成最悪の水害であり、あれだけの規模の被害を出したことはかなり印象的」(東京本社30代女性)
●「過去の豪雨災害と比べて、極めて大規模だった」(中部支社40代男性)
●「あらためて情報の伝え方を検討し、情報の受け手も自ら行動しなければならないと、今後も課題を残すものとなりました」(九州支社20代女性)

多くの犠牲者・被災者を出したこの豪雨では、多くの企業も続々と支援を表明。ファッションECサイトZOZOは、衣類7,000点の提供などを行った。

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一般の人の投票でも同じく1位は西日本豪雨であった。まさか雨でこんなことになるなんて、と多くの人が驚きと恐怖を覚えた記録的な災害だった。

また、2位は「台風21号・24号の記録的防風と高潮で日本列島に爪痕」が選ばれた。台風21号では、関西空港の滑走路やターミナルビルが浸水するという、これまでにない被害が発生し、ターミナルに一時孤立状態となってしまった人が多数いた。

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東日本大震災が起きた2011年、「想定外」という言葉が話題となり、多くの人が災害の怖さを目の当たりにした。にも関わらず、我々は日常生活の中で徐々にその経験を忘れてしまいがちだ。

地震のみならず、雨、台風、猛暑など激しい天候の変化が襲う今、自分を守るのは最終的に自分しかない。日ごろの情報収集や備えはどうか、1年の締めくくりに見直してみてはいかがだろうか。

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※本記事は、「tenki.jpラボ」による調査リリースをもとに構成しています。