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- あらゆる決済シーンを狙うLINEPay
- LINEPayも20%還元、PayPayに対抗か
- LINEPayはなじみやすさが魅力
- LINEPayの使い方
- LINEPayのチャージ方法
- LINEPayでの決済方法
- 送金・割り勘も簡単
- ビックカメラグループ全店舗でも支払い対応可能に
- LINEPayでフィンテックの覇権も?
- 今さら聞けないLINE使い方の基本【完全ガイド】
- LINEトーク初心者向けマニュアル
- LINEの通話機能を徹底解説!
- 続々登場!LINE便利機能の使い方
- PC(パソコン)版LINE使い方ガイド
- LINEの裏技・テクニック・豆知識まとめ
- キャッシュレスサービスTOP3
- 1位:PayPay
- 2位:楽天Pay
- 3位:d払い
あらゆる決済シーンを狙うLINE Pay
LINEが「LINE Pay(ラインペイ)」サービスをリリースしたのは、2014年12月。LINEユーザーどうしの個人間送金や、LINEスタンプなどを購入できる「LINE ウェブストア(現LINE STORE)」での決済から始まった。
2016年3月、ポイントも貯まるプリペイドカード「LINE Pay カード」の発行を開始。2017年1月にはローソンでスマートフォンを介するコード決済を開始した。「LINEのお年玉」などLINE内の各サービスと提携したキャンペーンも実施。2017年5月にはLINE Payユーザー数は3,000万人を突破した。
動きが活発になったのは、やはり、2018年に入ってからだ。着々と導入店舗を増やしつつも、サービス拡大を進めた。LINEポイントを利用した支払い、公共料金の支払いに対応する請求書支払いなどをリリースし、さまざまな決済シーンへの導入を狙っている。
2018年10月の決算発表資料によると、決算対応予定か所は92万件を突破。年内には100万件を突破する見込みだという。またLINE Pay専用の店舗用据置端末を展開する計画もある。
2018年は「キャッシュレス元年」とも目され、スマートフォンを利用したコード決済が急速に浸透した。ヤフーとソフトバンクも参入しスマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」をリリース、100億円を還元する大型キャンペーンを実施した。まさにレッドオーシャンの様相を呈しているのだ。
LINE Payも20%還元、PayPayに対抗か
LINEは購入額の20%を「残高」としてバックする「Payトク LINE Pay 残高20%還元キャンペーン」を、12月14日に開始した。実店舗でのコード支払いのほか、オンラインでの支払い、税金をのぞく請求書払いも対象。コンビニではローソンやファミリーマート、家電量販店のJoshin(ジョーシン)などで利用できる。キャンペーンは12月31日23時59分まで。
高額のポイントを還元するキャンペーンは、PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」が記憶に新しい。12月4日に始まり、想定よりかなり短い約10日で終了してしまったものの、大きな話題を呼んだ。
ただしPayPayをめぐっては、不正利用をうったえる情報が散見される。PayPayの公式Twitterアカウントも注意を促しており、キャッシュレス決済のセキュリティへの不安は拭えない。
LINE Payはなじみやすさが魅力
競合スマホ決済サービスがひしめくなかで、LINE Payの利点は何だろうか。
ユーザーにとってはまず、なじみのあるLINEアプリ上で使えること。別のアプリをダウンロードせずともよい。さらに、相手もLINE Payへ登録していなければならないものの「個人間送金」に対応しており、また忘年会シーズンには「割り勘」機能も役立つだろう。
加盟店にとってはLINEが提供する各サービスと連携できるうえ、初期費用は無料。QRコード決済に対応した加盟店向けスマホアプリ「LINE Pay 店舗用アプリ」を使えば、2018年8月からの3年間はQRコード決済手数料が無料だ。
支払う側も支払ってもらう側も、使いやすい決済サービスの一つだろう。
LINE Payの使い方
LINE Payを使用するにはLINEアプリ内で簡単な登録手続きが必要だ。
LINEアプリを起動して下部にあるバーから「ウォレット」を選び、画面上部にある「LINE Payを始める」を選択する。画面の指示に従い利用規約に同意すると、LINE Payの登録が完了する。
出典:LINE Payホームページ
LINE Payのチャージ方法
LINE Payはプリペイド式の電子マネー形態をとっている。使用するにはあらかじめLINE Payアカウントに電子マネーをチャージする必要があり、そのチャージ方法は以下の4つだ。
銀行口座
LINE Payはみずほなど各メガバンク、ゆうちょ銀行、楽天銀行など多くの銀行と提携しており、自身の口座を登録しておけばチャージ時に利用できる。コンビニ
コンビニの店頭でもLINE Payにチャージできる。ファミリーマートが対応しており、LINEアプリで予約番号を発行後、店舗で支払う。LINE Pay カード
LINE PayカードはLINEが発行しているプリペイド型のカードだ。JCBと提携し、国内外3,000万店で使用できる。一部提携店ではLINE Payカードを持っていると、店頭でもチャージできる。オートチャージ
銀行口座を登録すると設定できるようになる。3,000円を下回った場合5,000円チャージするといったように、設定残高を下回った場合に銀行口座から自動でチャージされる。
出典:LINE Payホームページ
LINE Payでの決済方法
LINE Payで支払うときの決済方法は「LINE Payカード」「コード決済」「オンライン決済」の3つある。
LINE Pay カード
全国のJCB加盟店で使用でき、使うたびにLINEポイントが付与される。貯まったポイントは1ポイント=1円として各種LINEサービス上で使用できる。カードはLINEアプリから申し込むと一週間ほどで届く。コード決済
店頭でバーコードを読み取ってもらう方法。決済スピードが早く、コンビニなど少額の決済でとくに便利。オンライン決済
オンラインショップで決済する際にもLINE Payを使用できる。支払い方法選択時にLINE Payを選択し、指示に従って手続きを行う。
出典:LINE Payホームページ
送金・割り勘も簡単
LINE Payでは、LINEユーザー間で個人間送金ができる。相手もLINE Payに登録しなければならないが、LINE Payユーザー間での手数料は無料だ。
送金は次のような手順で行える。送金したい金額をチャージしておく必要がある。
- LINEアプリのウォレット画面から「送金」アイコンを選択する
- 送金したい「友だち」を選択する
- 金額を入力する
また小銭のやり取りなどが面倒な「割り勘」も、LINE Pay上でできる。旅行や飲み会などで立て替えが必要なときでも、支払いが楽になりそうだ。
ビックカメラグループ全店舗でも支払い対応可能に
12月21日より、ビッグカメラグループ全店舗でもコード支払いに対応した。
LINE Payでフィンテックの覇権も?
LINEは11月、みずほフィナンシャルグループとともに銀行を設立すると発表した。見据えるのは、「信用スコア」と「個人向けローン」の展開だ。
コミュニケーションツールとして不動の地位を築いたLINE。積み上げたユーザー数を武器に、フィンテック領域の覇権も狙っているのかもしれない。
今さら聞けないLINE使い方の基本【完全ガイド】
LINEトーク初心者向けマニュアル
- LINE登録/アカウント新規作成方法
- トークルームの壁紙を変更する方法
- LINEトークのバックアップをとる方法
- LINEトーク履歴を引き継ぐ方法
- LINEトーク 復元方法
- LINEトーク内で検索する方法
- LINEトーク退出方法
- LINEトーク・友達・タイムラインを非表示にする方法
- 間違えて送った!LINEで送信取り消しする方法
- LINEアプリのインストール方法
- LINEアプリのアンインストール方法
LINEの通話機能を徹底解説!
続々登場!LINE便利機能の使い方
- LINE通知設定 | こないときの確認方法は?
- 【幹事必見】LINEで日程調整!LINEスケジュールの使い方
- LINEのKeep(キープ)機能の使い方
- LINEノート機能の使い方
- LINEアナウンス機能の使い方
- LINEグループとは?招待方法など解説
PC(パソコン)版LINE使い方ガイド
LINEの裏技・テクニック・豆知識まとめ
- LINEでブロック/削除した・されたらどうなる?確認方法
- 【最新版】LINEで既読をつけずに読む方法
- LINEでPDF・写真・Office系ファイルを送信する方法
- LINEの鍵マークの意味とは
- LINEで乗っ取り被害に遭わない方法
- LINEに複数端末でログインする方法
※順次追加予定
キャッシュレスサービスTOP3
手軽に利用できる人気のモバイル決済サービスを3つ紹介する。
1位:PayPay
PayPayは、ソフトバンクとZホールディングス(旧ヤフー)の合同出資で運営されているキャッシュレス決済サービスだ。「100億円あげちゃうキャンペーン」をはじめとした多くのキャンペーンにより利用者数や知名度が急上昇している。スマートフォンに表示されたバーコードを提示すれば支払いができ、簡単かつスピーディに決済可能(その他決済方法あり)だ。
大手コンビニや総合スーパー、ドラッグストア、飲食店など300以上のチェーン店が加盟しており汎用性は高くなっている。期間限定のキャンペーンが多かったり、最短1分・無料で登録できたりするのも利用者が多い要因といえるだろう。
さらにYahoo! JAPANカードでPayPayにチャージすれば、PayPayボーナスが1.5倍付与される点もメリットだ。
2位:楽天Pay
楽天Payはネットショッピングモール運営の楽天グループのQRコード決済だ。メリットは、楽天市場・楽天モバイル・ラクマで貯めた楽天ポイントを楽天Payで相互利用できること。更に下記の方法で楽天ポイント3重取りも可能となる。
- 楽天Pay利用(ポイント0.5%)
- 楽天Payの支払いを楽天カード(ポイント1%)
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行(ポイント1%)
メリットが非常に多いため、楽天Payと合わせて楽天カード、楽天銀行にも登録しておくべきだ。すべて無料で登録可能だ。
3位:d払い
d払いはNTTドコモのQR決済サービスだ。メリットの1つは、dポイントが貯めやすくドコモ利用料金が割引される点がメリットといえる。
- d払い:利用で0.5%ポイント付与
- d払いの支払先:dカード(年会費無料)設定で1%ポイント付与
- dカード払い:ドコモ料金が毎月170円割引
- dカード GOLD:ドコモ、ドコモ光利用料金から10%ポイント付与
ドコモ利用者は、d払いとdカードは登録するべきだ。
さらに、ポイント還元のキャンペーンが各QR決済会社の中で1番充実している。例えば、セブンイレブン利用で20%のdポイント還元や、ランチタイムにd払い利用で10%還元などのキャンペーンが実施されてる(2020年1月時点)
※2020年1月17日追記:関連サービスへのリンクを追加し更新しました(Beyond編集部)。