PayPayでクレカを不正利用される事態が相次ぐ | 公式Twitterでも注意喚起

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100億円あげちゃうキャンペーンがわずか10日で終了し、大きな話題となったPayPay。実は登録したクレジットカードを不正利用されたという声が相次いでいる。PayPay公式ツイッターでは、不正利用に対する注意喚起を行っているが、なぜこのような事態が発生してしまったのか、セキュリティについての言及はない。
PayPayでクレカを不正利用される事態が相次ぐ | 公式Twitterでも注意喚起

100億円PayPay旋風の裏で起きていたクレカの不正利用

12月4日から、「100億円あげちゃうキャンペーン」を展開し、キャッシュレス旋風を起こしたPayPay。還元上限額である100億円にわずか10日間で到達し、13日をもってキャンペーンは終了した。

PayPay支払いで20%の還元、さらに40人に1人には全額還元という大盤振る舞いに、家電など高額な商品を買い求める人が殺到。13日にキャンペーン終了の噂がネットで拡散されると、同日にはビックカメラなどで駆け込み利用者が行列を作った。

しかしその裏で、PayPayを経由したクレジットカードの不正利用が起きていたという。Twitterには、不正利用されたとの情報が相次いでいる。

PayPayアプリを利用していない人も注意

この問題は、不正に入手されたクレジットカード情報を使い、勝手にPayPayに登録し、利用されているというケースが発生しており、PayPayユーザーに限った話ではないようだ。

PayPayは対応策を発表も、セキュリティについての言及はなし

同社では15日に、公式Twitterからこの問題に関する注意喚起を行っている。

もし覚えのない請求があった場合には、PayPayを登録しているかに関わらず、カードの利用状況を確認するなどの対処を進め、カード会社へ問い合わせするように促している。

しかし、PayPayのセキュリティについて、クレジットカード登録方法などに問題はなかったのか。これについての言及は同社からはなく、利用者からは不安の声があがっている。

スマートフォン決済が広く普及するためには、セキュリティの問題は最低限乗り越えなくてはならない課題だ。

LINE Payは同サイト上で、国際的なセキュリティ認証「PCI DSS」や「ISO/IEC 27001」、楽天Payも「PCI DSS」に準拠していることを公式サイトで明示している。

PayPayキャンペーンがもたらした消費者行動の変容は、キャッシュレス化が進まないといわれる日本においては、大きな出来事だった。

これを一時的なものに終わらせないためにも、PayPayは今後利用者目線にたった対策を講じるべきである。また、業界全体としても、また同じような事態が起こらないよう、セキュリティ対策について見直しをかける必要があるだろう。