Beyond編集部が選ぶ!2018年10大ニュースランキング | 働き方改革、トヨタ、ソフトバンク、キャッシュレス旋風

最終更新日: 公開日:

記事の情報は2018-12-28時点のものです。

台風や豪雨、猛暑など災害が続いた2018年。ビジネス界では、働き方改革関連法の成立、トヨタのモビリティ企業への転換、キャッシュレス旋風、ソフトバンクやメルカリの上場など大きな話題がいくつもありました。2018年にBeyondで配信したニュースは約300本。なかでもPVが伸び、SNSでも多く拡散されるなど読者の反応が大きかったニュース、また編集部として特に注目した10大ニュースをランキング形式で紹介します。
Beyond編集部が選ぶ!2018年10大ニュースランキング | 働き方改革、トヨタ、ソフトバンク、キャッシュレス旋風

【2018年】Beyond10大ニュースランキング

Beyond/ビヨンドでは2018年、ビジネスからライフスタイルまで、さまざまなニュースを取り上げてきました。なかでもPV、SNSでの拡散状況から読者の反応が大きかった話題や、編集部として特に注目した10大ニュースを厳選。ランキング形式で紹介します。

順位 話題 選んだ理由
1位 働き方改革関連法の成立 働く人すべてに関係する話題で、2019年4月の施行に向け影響範囲は大きい。働き方改革関連の記事も多く読まれた。
2位 キャッシュレス旋風 各社がキャンペーンで攻勢、利用者が急増。2018年後半にかけて読者の関心も高まった。
3位 災害・台風・猛暑・地震 台風の名前に関するビヨンド記事が検索上位、今年の漢字でも「災」が選ばれた。
4位 トヨタ、製造メーカーからモビリティ企業へ転換 日本を代表する車製造メーカーが、モビリティ企業への転換を表明。サブスクリプション型サービススタート、ソフトバンクとの合弁会社の記事も伸びた。
5位 IoTやAIの進化 テクノロジーが実証段階に入ったというニュースが多く、実用化に向けて着実な歩みを感じさせた。
6位 障害発生 YouTubeやソフトバンクなど年末にかけて大きな障害ニュースが相次ぎ、Beyondにもアクセスが殺到した。
7位 民泊新法施行 新法施行で、Airbnbで予約している人のキャンセル騒動など混乱が生じた。2020東京五輪に向けて注目すべき市場のひとつと編集部で注目。
8位 メルカリ・ソフトバンクの上場 ユニコーン企業メルカリと、今世紀最大といわれるソフトバンクの上場は、大きな注目を集めた。
9位 ZOZO前澤社長、ホリエモンなど話題の人の動向 企業としての取り組みだけでなくプライベートでの月旅行を発表した前澤社長、「ゼロ校」設立を発表したホリエモンこと堀江貴文氏の記事は、とくにSNSで多く拡散された。
10位 2018年はSaaS元年 日経新聞は2018年をSaaS元年と報道。SaaSレポートなど関連記事もPVを伸ばした。

1位 働き方の大きな変革が始まった

2018年は、働き方や生活に大きな変化をもたらす出来事が多くありました。

1位に挙げた「働き方改革関連法案」は、2018年6月に可決・成立。働き方改革が叫ばれはじめて約3年。取り組みは進んでいるものの、企業間の格差がある、時短ハラスメントなど、改革の歪みも指摘されています。

2019年4月から施行される働き方改革関連法は「高プロ」「同一労働同一賃金」「残業時間の上限規制」などを柱とし、罰則規定も盛り込まれています。

高プロ制度には反発があるのも事実。しかし、さまざまな角度から働き方について議論し、労働者が自分たちで変えていく意思を持つことこそ、真の働き方改革には必要なのではないでしょうか。

働き方を変えていくために明日からできることはなにか、今すぐにできることは何か。Beyondでは、日々の仕事をアップデートするための視点を大事に、2019年も働き方改革を取り上げていきたいと思います。

「働き方改革」法成立、実現に向け今こそ読んでおきたい重要記事まとめ
働き方改革関連法が6月29日、参院本会議で可決、成立した。「高プロ」「同一労働同一賃金」「残業時間の上限規制」の導...
詳細を見る

2位 キャッシュレス旋風は2019年も続く

2位の「キャッシュレス旋風」はこれからの生活を大きく変える出来事だったといえるでしょう。政府もキャッシュレス推進に本腰を入れはじめ、電子マネーでの給与支払い解禁も検討しています。

2018年冒頭からキャッシュレス覇権争いは始まっていました。LINE、楽天、Amazonなど大手企業がオンラインからオフライン(実店舗)でのキャッシュレス決済へ投資を強化しはじめたのです。

10月から新たにサービス提供をはじめたYahoo!とソフトバンクのPayPay、大手に先駆けてスマホ決済の実店舗利用を進めてきたOrigami Payなども含め、「〇〇Pay」の乱立ともいえる状態となっています。

また、12月4日にはじまったPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」は大きな契機となり、消費者の間でキャッシュレス旋風が起こりました。多くの消費者がアプリをダウンロードし、スマホ決済デビューを果たしたのです。結果このキャンペーンは、たった10日間で100億円の上限に達し終了しました。

年末にかけて、LINE PayやOrigami Payもこれを追う形でキャンペーンを展開。2019年も引き続きユーザーと加盟店の獲得競争が続くことになるでしょう。

ただ、消費者の立場としては、〇〇Payの乱立状態が続くと企業間競争で得になる反面、何が一番使いやすいのか、どこで何が使えるのかわからないという不便さもあります。

本当に使う人の目線にたったサービスはどれか、加盟店が導入しやすいサービスはどれか。Beyondではそうした点に深く焦点を当て、キャッシュレスの話題を追っていきます。

3〜5位の関連ニュースまとめ

3位 災害・台風・猛暑・地震

台風〇〇号の名前・名称はどう決まる?全140の命名規則 | 2号ヌーリ&3号シンラコウ
台風発生時「台風〇〇号」という番号と名前が付いていますよね。2号は「ヌーリ」、3号は「シンラコウ」といった具合です...
詳細を見る

4位 トヨタ、製造メーカーからモビリティ企業へ転換

5位 IoTやAIの進化

人工知能がクリエイターになる時代 - 映像も音楽も小説も創作、AI絵画4900万円も
ニューヨークで開かれたオークションで、AI(人工知能)の描いた絵画が43万ドル(約4,887万円)で落札された。A...
詳細を見る
スマートシティとは|IoT時代に広がりを見せる次世代都市
今後世界人口の70%が都市部に集中すると予測されており、交通網やエネルギー不足などが問題となってくる。そんな中、あ...
詳細を見る