ホリエモン「ゼロ高」で人事評価クラウド導入、学生の目標達成を支援へ

人事評価クラウドサービスを提供するHRBrainは24日、ホリエモンこと堀江貴文氏主催のゼロ高等学院と新プロジェクト発足を発表した。HRBrainはこれまで多くの企業の人事評価を支援してきた実績を、ゼロ高の学生支援に応用。人事評価クラウドHRBrainの提供、カスタマーサクセス担当者による目標管理やコンサルティングなどを行うという。

ホリエモン「ゼロ高」で人事評価クラウド導入、学生の目標達成を支援へ

ゼロ高で新しい試みがスタート

ホリエモンこと堀江貴文氏が主催し、10月に開校したゼロ高等学院。SNS educationが運営するこの学校は、机上の空論ではなく行動を目的とし、既存の教育とは全く異なるカリキュラムを実践している。

出典:ゼロ高ホームページより

たとえば宇宙ロケットの開発・発射、和牛の生産、販売、寿司職人になるための技術や経営、ファッションやエンジニアリングなど、さまざまな分野でプロから学ぶ機会が設けられているという。

また神奈川県にある鹿島山北高等学校と提携しているため、ゼロ高で社会活動に参加しながら、高校卒業資格の取得ができる。

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ゼロ高では、学生の目標達成をSaaSを活用し支援する、新しい取り組みをスタートするという。

この度ゼロ高で活用されるのは「HRBrain」。人事評価・目標管理を効率化するSaaSだ。

一流企業で導入される「マネジメント」を学校で

人事評価クラウドHRBrainは、効率的な人事戦略を可能にするサービスだ。

面談記録や目標をクラウドで管理し、共有や振り返りを簡単にする。フォーマットを選ぶだけで一流企業と同じマネジメント手法をすぐに導入できるなどのメリットがある。

出典:HRBrainホームページより

HRBrainは、ゼロ高へ人事評価クラウドHRBrainの提供するとともに、カスタマーサクセス担当者による目標管理や面談方法のコンサルティングを行い、ゼロ高は学生とサポーターにおけるコミュニケーションの効率化、学生の可能性発掘・目標達成をサポートしていくという。

また、今後HRBrainに記録されたログを、学生のポートフォリオとして残していくという活用も構想している。

教育現場でSaaSはどんな化学反応を起こすのか

ゼロ高学院長 内藤賢司氏はこの取り組みについて、以下のようにコメントしている。

ゼロ高では、HRBrainをeポートフォリオとして活用します。また、通常の学校では先生から生徒へ、学期ごとにフィードバックをすることが一般的です。ゼロ高ではHRBrainを利用し、フィードバックを毎月行います。スピード感を持った改善サイクルで、ゼロ高に関わるすべての人間がより迅速に状況に適用します。
 ゼロ高と生徒だけでなく、生徒、サポーター、学校の関係者すべてが相互フィードバック対象になります。先行きが不透明な社会において、フィードバックサイクルを短くし、ゼロ高のチームとして状況への適用を素早く行います。学校も変化していく現代において、HRBrainは新しい切り口になると確信しています。

個人や企業でのeラーニングは広がっているものの、学校現場でのSaaSの導入事例は少ない。公立高校などでは、予算が大きなネックとなり、企業としても収益化は難しいとする見解もある。

しかし、専門家によれば目標管理・評価管理などは学校現場でも必要な機能であり、HRtechとの親和性は高いという。

今後、ゼロ高でのプロジェクトからどのような成功体験が得られるのか。期待したい。