2018年に増えたテレビCM、ディズニーとスーパードライ - 人材も露出強化

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インターネットが普及し、広告費の支出もテレビからウェブへと移行しつつある。そんななかで、テレビCM露出を増やした企業、商品は何だったのだろうか。サイカが2月に発表した「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」から動向を見る。
2018年に増えたテレビCM、ディズニーとスーパードライ - 人材も露出強化

マーケティングツールを手がけるサイカは2月、「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」を発表した。企業と商品の年間CM放送回数を2017年と比較し、特に増えた企業をランキング形式で紹介している。

2018年、世界のデジタル広告費がテレビの広告費を上回るともいわれており、広告の主軸はウェブ領域に移行しつつある。日本国内を見ても2017年のテレビメディア広告費は、前年比99.1%と減少傾向にある(電通調べ)。

同調査でも、全体のCM放送回数は、2017年の801万4,597回に対し2018年は約791万7,247回と、1.21%減少した。そんななかで、テレビCM数を増やしたのはどういった企業だったのだろうか。詳しく見ていく。

もっとも増えた企業はディズニー

2018年にもっともCM放送回数が増えた企業は「ウォルト・ディズニー・ジャパン」。前年比+293.4%と大きく伸びた。

次いで、ニュースアプリの「スマートニュース」が+257.7%、「リクナビ」などを運営する「リクルートキャリア」が+241.6%と続く。上位3企業の増加率は200%を超えた。

ほか、トップ30には、人材領域を扱うパーソルキャリア(4位)やビズリーチ(12位)がランクイン。旅行関連サービスや買い取りサービスの提供企業も目立った。

反対にCM数が減少したのは「仮想通貨関連企業」「ファストファッションブランド」「電機メーカー」だったという。

2018年にCM放送回数が増えた企業トップ30は下表のとおり。

順位 企業名 前年比
1位 ウォルト・ディズニー・ジャパン +293.4%
2位 スマートニュース +257.7%
3位 リクルートキャリア +241.6%
4位 パーソルキャリア +176.4%
5位 くらコーポレーション +172.8%
6位 全日本空輸 +164.7%
7位 パフォーム・グループ +156.8%
8位 TBCグループ +154.1%
9位 さとふる +150.4%
10位 デファクトスタンダード +143.1%
11位 SKECHERS JAPAN +119.7%
12位 ビズリーチ +118.0%
13位 オープンドア +116.3%
14位 エクスペディアジャパン +115.1%
15位 エモテント +110.5%
16位 イオンモール +108.8%
17位 BuySell Technologies +100.6%
18位 ACジャパン +98.1%
19位 カカオジャパン +97.5%
20位 協和 +97.4%
21位 SMBCモビット +95.6%
22位 ダイキン工業 +92.4%
23位 JXエネルギー +91.6%
24位 シオノギヘルスケア +90.1%
25位 アットホーム +86.4%
26位 日本郵便 +84.2%
27位 日本サンガリアベバレッジカンパニー +82.8%
28位 富士フイルム +81.8%
29位 北海道文化放送 +80.2%
30位 いすゞ自動車 +80.2%

(プレスリリースを元にBeyond編集部で作成)

商品はスーパードライが1位、約7倍に

CM数の変化を商品からみると、1位は「アサヒスーパードライ(アサヒビール)」で前年比+594.5%と7倍近く増えた。大手飲料メーカーの商品のなかでは、唯一上位に入っている。次いで、「スペーシア(スズキ)」が+542.8%。また、35周年のアニバーサリーイヤーだった「東京ディズニーリゾート(オリエンタルランド)」が+377.4%と3位に入った。

その他、制度変更などでも話題を呼んだふるさと納税関連サービスや、時短ニーズを取り込んだスキンケア商品が好調(富士経済調べ)な化粧品が、上位へランクインした。

2018年にCM放送回数が増えた商品トップ30は下表のとおり。

順位 企業名 商品名 前年比
1位 アサヒビール アサヒスーパードライ +594.5%
2位 スズキ スペーシア +542.8%
3位 オリエンタルランド 東京ディズニーリゾート +377.4%
4位 Cygames プリンセスコネクト!Re:Dive +351.2%
5位 武田コンシューマーヘルスケア アリナミンEXプラス +327.0%
6位 日本アルコン デイリーズトータルワン +321.5%
7位 龍角散 らくらく服薬ゼリー +321.3%
8位 トラストバンク ふるさとチョイス +301.6%
9位 ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX +271.2%
10位 P&Gプレステージ SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス +267.2%
11位 三井不動産レジデンシャル 企業CM +266.8%
12位 全日本空輸 企業CM +260.1%
13位 スマートニュース スマートニュース +257.7%
14位 富山常備薬グループ ヘルスオイル +256.0%
15位 アットホーム 企業CM +238.0%
16位 ACジャパン 全国キャンペーン・2020年に向け、日本を考えよう +218.8%
17位 大東建託 賃貸経営受託システム +203.1%
18位 アマゾンジャパン amazon +202.9%
19位 パナソニック 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ +194.1%
20位 リクルートホールディングス ゼクシィ相談カウンター +184.1%
21位 参天製薬 サンテ ボーティエ +182.3%
22位 創味食品 創味シャンタン +179.5%
23位 シオノギヘルスケア パイロンPL顆粒 +173.5%
24位 小林製薬 パーシャルデント +165.1%
25位 リクルートホールディングス SUUMO +159.3%
26位 岸和田グランドホール 岸和田グランドホール +157.8%
27位 パフォーム・グループ DAZN +156.8%
28位 バイエル薬品 エレビット +155.0%
29位 ガンホー・オンライン・エンターテイメント パズル&ドラゴンズ/パズドラレーダー +153.2%
30位 さとふる ふるさと納税「さとふる」 +150.4%

(プレスリリースを元にBeyond編集部で作成)